学校日記

全校集会 4.27(1)

公開日
2015/04/27
更新日
2015/04/27

式・集会2015

 晴天の中の全校集会、グラウンドでの最初の
全校集会が行われました。

 まず校長先生のお話です。

 みなさん、おはようございます。
 先週末ぐらいからぐんぐん気温が上がり、
今日は1か月暦を飛び越えて、今年の最高気温
6月ぐらいまで最高気温が上がるそうです。
身体の準備が追い付いていませんので、
熱中症や風邪ひき等体調管理に気を付けてください。
 さて、みなさんは福沢諭吉のことを知っていますか?
たくさんの人が手を挙げてくれました。
1万円札の肖像画、学問のすすめをかいた人、
大学をつくった人…
 今日は、幕末から明治維新の学者、
福沢諭吉の言葉を紹介したいと思います。
学問のすすめで「天は、人の上に人をつくらず。
人の下に、人をつくらず。」の言葉で有名ですが、
ほかにも名言があります。
 彼が、慶応義塾を作った時に
生徒に言った言葉です。
(順番に5枚の紙を見せながら)
・学校で一番、楽しいことは
 好きな教科を持つことである。
・学校で一番、さみしいことは
 注意してくれる友だちのいないことである。
・学校で一番、みじめなことは
 規則を破っても気にならないように
 なってしまっていることである。
・学校で一番、醜いことは
 授業の邪魔をすることである。
・学校で一番、美しいことは
 落ちているゴミを拾うことである。
   どうでしょうか。
どれも大切で、今の学校生活に当てはめても
何ら遜色のない重要なことばかりです。
 ただ、学校生活の中で特に大切なことは、
「注意してくれる友だちを持っているかどうか」
だと思います。
人間を駄目にしようとすれば簡単です。
何でもその人の言うことを聞いてあげればいいのです。
すると、わがままで自分勝手な人間となります。
あなたを「大切だと思っていない人」 は、
いうことを何でも聞いてくれます。
 しかし、「大切だと思っている人」は、
いうことを何でも聞いてくれる人ではありません。
本当のやさしさには、厳しい叱りの声が
伴うものです。
 叱りの声もなくただ優しい人は、
「人をダメにする人だ」ということです。
 本当の優しい人を友人に持ち
本当の優しい人にみんなでなりましょう。