学校日記

全校集会 4.18(1)

公開日
2016/04/18
更新日
2016/04/18

住中日記

 本日は月曜日、全校集会の日です。
集合点呼の後、生徒会長による
朝のあいさつを行いました。

 まず、校長先生のお話です。

 おはようございます。
 3年生のみなさんは、明日、
全国学力・学習状況調査があります。
今年は、国語(AB)・数学(AB)と生活実態調査の
5時間のテストが行なわれます。
今年度最初のテストになります。
あきらめず、しっかり取り組んでください。
 さて、みなさんもテレビや新聞で知っているように、
九州地の熊本県・大分県で大きな震災がありました。
まだ余震が続いています。
 まず、被害にあわれた方々に、
心からお悔やみを申しあげたいと思います。
 今回のニュースを聞いて先生は、
5年前の3月11日14時46分の東日本大震災、
21年前の1月17日5時46分の阪神淡路大震災、
を思い出しました。
 東日本大震災は、今年の卒業式と同じ
3月11日、式を終えみんなを送り出した後、
職員室で「ほっと」した瞬間に
大きな揺れがやってきて、テレビをつけると
津波による大きな被害が映し出されていました。
 阪神淡路大震災では、
早くから起きて食卓で仕事をしていたら、
大きな揺れがやってきて、食器棚を抑えながら
慌ててストーブを消し、ガスの元栓を閉めたのを
覚えています。
揺れが収まり、2階に駆け上がり
寝ている家族を見ると箪笥は倒れていませんでしたが、
本棚の本が布団の上に散乱して、
掛けた声が震えていたのを覚えています。
 朝練の予定がありましたが、
今のように携帯電話も発達していませんでした。
電車も止まっていたのでとりあえず車で
学校に向かいましたが、途中何回か余震があり、
大和川の橋の上でハザードランプをつけて
揺れが収まるのを待ち、徐々に明るくなる中で
倒壊した家を見て、大変な地震だということが
だんだんわかってきました。
 学校に到着すると、非常警報が鳴り響き体育館に入らず、
外で余震が収まるのを待ちました。
地震があったのが早朝暗い中だったので、
なかなか被害状況が分かりませんでしたが、
家に帰り阪神での大きな被害、
特に神戸の火災による被害を知ることになります。
 昔から、「天災は忘れたころにやってくる」と
言われています。
 今回の震災を5年前、21年前の震災を教訓にして、
今一度防災に真剣に取り組みたいと心新たにしました。
 みなさんも、家族や友達と震災・防災について、
今一度話し合ってください。

とのお話でした。