本日月曜日は、全校集会。
朝のすがすがしいあいさつの後は、
校長先生のお話です。
　
　おはようございます。
10月も今日で終わりです。明日から１１月。
それとともに寒さが厳しくなり、
風邪・インフルエンザが流行します。
体調管理は欠かせません。
風邪・インフルエンザ対策として、
うがい・手洗い・十分な睡眠、
人ごみの中に行くときは、マスクの携行を
お願いします。
　自分だけでなく周りの人のことも考えて、
予防接種も視野に入れてください。
　ひかない、うつさないを心がけてください。
　さて、今日は、校内のごみの話を
したいと思います。
校内を歩いていると、角のところや
目立たないところにごみが
落ちていることがあります。
ごみをする人は気にならないのでしょうが、
それに気づいた人はいやな気分になります。
アラブのことわざに
「旅人は、後から来る人のために泉をきれいにする。」
という言葉があります。
　アラブの民はオアシスからオアシスへ
何週間も水を求めて旅をします。
泉は旅人の命です。
やっとのことでオアシスにたどり着いたら、
その泉が破壊されていたり、
きたなく汚されていたらどうでしょう。
旅人の命は無いのも同然になってしまいます。
そこで、自然発生的にアラブでは公共心が芽生え、
1つのルールが出来あがったのだといわれています。
「旅人は、後から来る人のために泉をきれいにする。」
と言うルールが。
　学校も私たちだけが使うものではありません。
地域はみなさんにとってオアシスであり、
そこにある学校は泉です。
みなさんは、成長とともに旅に出ていきます。
でもそこには学校という泉があります。
小学校、中学校、高等学校。
　後から来る友達・後輩のためにも
美しく残していきましょう。

というお話でした。