学校日記

全校集会 5.1(1)

公開日
2017/05/01
更新日
2017/05/01

住中日記

 本日より5月です。
晴天の中、家庭訪問期間中ですが、  
全校集会を行いました。
 朝のあいさつの後、校長先生のお話です。

 みなさんおはようございます。
 先週末ぐらいからぐんぐん気温が上がり、
昨日は1か月暦を飛び越えて
今年の最高気温で6月ぐらいまで
最高気温が上がったそうです。
 身体の準備が追い付いていませんので、
熱中症や風邪ひき等体調管理に
気を付けてください。
 さて、みなさんは福沢諭吉の
ことを知っていますか?
 一万円札の肖像画、
学問のすすめをかいた人、
大学をつくった人…
 今日は、幕末から明治維新の学者、
福沢諭吉の言葉を紹介したいと思います。
 「天は、人の上に人をつくらず。
人の下に、人をつくらず。」の
言葉で有名ですが、ほかにも
名言があります。
 彼が、慶応義塾を作った時に
生徒に言った言葉です。
(校長先生は、紙を見せながら)

・学校で一番、楽しいことは
 好きな教科を持つことである。
・学校で一番、さみしいことは
 注意してくれる友だちのいないことである。
・学校で一番、みじめなことは
 規則を破っても気にならないように
 なってしまっていることである。
・学校で一番、醜いことは
 授業の邪魔をすることである。
・学校で一番、美しいことは
 落ちているゴミを拾うことである。

 どうでしょうか。
 今の学校生活に当てはめても
何ら遜色のない重要なことばかりです。
 学校生活の中で最も大切なことは、
この中で「注意してくれる友だちを
持っているかどうか」だと思います。
 人間を駄目にしようとすれば簡単です。
何でもその人の言うことを
聞いてあげればいいのです。
 すると、わがままで自分勝手な人間となります。
「大切だと思っていない人」 は、
いうことを何でも聞いてくれます。
 しかし、「大切だと思っている人」は、
いうことを何でも聞いてくれる人ではありません。
みなさんの家族、先生、友だちにしても
本当のやさしさには、厳しい叱りの声が
伴うものです。
 叱りの声もなくただ優しい人は、
「人をダメにする人だ」ということです。
本当の優しい人にみんなでなりましょう。

 とのお話でした。