いじめについて考える日(1)
- 公開日
- 2017/05/08
- 更新日
- 2017/05/08
住中日記
本日は、連休明け
いじめについて考える日の始まりは
全校集会からです。
早くから全校生徒が集まり、
まず朝のあいさつからです。
みなさんおはようございます。
校長先生のお話です。
みなさんおはようございます。
最近、新聞やニュースを
見ているとあまりにも人命を
軽視した事件が多すぎるように
思えてなりません。
そんな思いを持っていたら
ある新聞に病気で死を待つだけになられた
人たちに懸命に関わっている医師が、
「命は自分だけのものではない」という
趣旨の話を書いておられました。
そこで、今回は「いのち」という言葉には、
どんな意味があるのか調べてみました。
「和言葉」という言葉があります。
もともと日本で話されていた
言葉のことです。
和言葉では、「いのち」には
「息の道」「息の内」「息の根」
という意味が込められているそうです。
ずべて「息」という言葉がついています。
みなさんは、「息を引き取る」という
言葉を耳にしたことがありますか。
この言葉は人が亡くなられる時に
使われてきました。
あってはならないことですが、
家族の方が病院などで亡くなられた時、
お医者さんが「今、息を引き取られました」
などという形で使われる言葉です。
でも、「息を引き取る」ってどういうことでしょう。
この言葉には、
亡くなられた人の息を家族が「引き取り」、
その人の命を伝えていくという意味が
込められています。
日本では、「いのち」というものは、
家族や子孫が引き継いでいくもの
というふうに考えていたようです。
みなさんは、大きな命の流れの中で
この世に生まれ、
また、自分の命を子孫に
伝えていかなければなりません。
だから、命は自分だけのものではないのです。
今日はいじめについて考える日です。
これは、昨年度の大阪市の子ども市会で
君たちと同じ中学生が、
いじめ撲滅のために、みんなの命を守るために
みんなで考える日を設定しようとできた日です。
みな大切な命。いじめは、
その命を奪うことにつながる行為であり、
人間として絶対に許されない行為です。
面白半分の行為から、いじめにつながる
ことが多々あります。
いじめを行うものだけでなく、傍観者も同じです。
でも・・・
もし、あなたがいじめられているとしたら、
あなたは決して悪くありません。
恥ずかしいことではありません。
隠すことなく、親や先生に
すぐに相談してください。
また、学校には火曜日に
スクールカウンセラーと言って
あなたの話を聞いてくれる人もいます。
1人で悩まないで誰でもいいから相談してください。
また、周りの人は、
いじめを見逃さないでください。
とのお話がありました。
続いて、野々先生より
国際クラブについての
説明があり
集会は、一度終わりました。