学校日記

1年生学年集会 7.16(1)

公開日
2014/07/17
更新日
2014/07/17

住中日記

今回から、暑さ対策で
場所を移動しての学年集会です。
まず、竹林先生のお話です。

今回の先生の話は見方や考え方は
人によって変わるものだという話です。
先生が中学3年生の時に、
転校生がやってきました。
その女の子は、髪は金髪でスカートは短い、
少し目立つ生徒でした。
ですが、見かけとは
違う点がありました。
 それは「とてもよく勉強する」と
いうことでした。
朝、学校に遅刻することも、
授業遅刻することもなく、
とても真面目に授業を聞き、
わからないことがあれば、
授業後に先生に質問に行くなどする子でした。
 だから成績は学年でもトップクラスでした。
 その時の僕は「なぜこんなに勉強するのだろう」と
思っていました。
それがわかったのが卒業文集でした。
その子には親友がいました。
とても仲が良くいつでも一緒に
いるぐらいだったそうです。
 ある日、その親友は他の友達と
バイクの2人乗りをしていました。
当然,中学生でバイクに乗る、
しかも2人乗りなどしてはいけないことです。
そして、その2人は電車につっこみ亡くなったそうです。
その時、「自分も親友の分まで生きよう」と思い、
勉強に打ち込み始めたということでした。
中学生の時の僕は、「ええ話やなぁ」と
思っていました。
ですが、大人になってから考えると、
「なんでその子は死ななあかんかったんやろ
ルール守ってたら誰も死なんですんだやん」と思います。
このことから自分が学んだことは、
中学生と大人では見方も考え方も違います。
だから、お家の人に言われて
「なんでやねん」とか「めんどくさい」とか
思うこともあると思いますが、
それで終わってしまうのではなく、
言われることには理由があり、
その理由も考えて欲しいと言うことです。
また、ルールというのは
「自分を守るためにあるもの」と
いうことも合わせて覚えておいてほしいと思います。

というお話でした。