学校日記

全校集会 12月12日(月)

公開日
2016/12/13
更新日
2016/12/13

お知らせ

今日は「中学生の税についての作文」に入賞した3年生女子2名の表彰がありました。2名とも優秀な作文であることが評価されたこと、本当にうれしく思っています。^^

さて、今日の校長先生のお話です。
今日の朝はとっても冷たかったですね。この近辺ではまだインフルエンザは広がってはいません。しかし、全国的にはそうではありません。皆さんも食事や睡眠、その他には換気などにも十分に注意して体調を整えてください。

今日は脳の中のはたらきについてのお話をしたいと思います。
興味関心を持ったことに関しての脳の働き方や、先生の授業を受けている時の頭の中の働き方は全然違うのです。
例えば、黙読をしたとします。黙読は目で文章を追います。そうすると目からその本の内容を脳の中に情報化して留められます。次は、その本の内容を口に出して読みます。そうすると、目からの情報のほか、口から音を出すことに寄る情報、音を耳で聞いた情報、口の動きの情報、それらの情報全てが脳に「情報」として残されるのです。ですから、声に出して本を読むと、多くのことが脳に情報として残されるのです。ですからここに、「書く」という動作を入れたら、それがさらに情報として残されるのです。
これを「素読」といいます。
皆さんは脳が一番刺激を受けて発達をしている時期にあると言えます。家で読んでみてもいい。そういった繰り返しの「読む作業」が脳をさらに活発にするのです。
それに対して、SNSでは脳はそういったはたらきをしないそうです。SNSを使っている間、脳はほとんど働かず、眠ったままの状態で脳の中には何も残っていないそうです。
生活習慣の一つとして声に出して読むことを心がけてください。