二学期 始業式
- 公開日
- 2018/08/27
- 更新日
- 2018/08/27
お知らせ
二学期のスタート。
体育館で、始業式を行いました。
全学年が久しぶりに揃い、日焼けした元気な姿を見せてくれました。
校長講話
皆さん、おはようございます。本日、元気に登校し、この夏休みを、災害や事件・事故に巻き込まれることなく過ごしてくれて、本当に感謝します。
いよいよ今日から二学期のスタートです。まだまだ暑さが厳しいですが、頭と身体を休みモードから立て直して、充実した二学期にしてください。
一番日数が長い二学期は、行事が盛りだくさん。得意の身体能力を発揮する水泳大会や、2年生は地域にお世話になる職場体験学習があります。そして、秋の最大の行事が文化祭です。
一方、3年生は「進路」を目の前に控え、グーンと伸びる時期。夏休みの成果を、チャレンジテストや実力テストに発揮してください。また、1・2年生は、学習や部活動で、自分を成長させる時期に入ります。一日一日悔いのないように過ごしていきましょう。
さて、始業式にあたり、少しお話をします。
この夏も、様々なスポーツで日本は湧きかえりました。
私が印象に残ったのは、パンパシ水泳での日本人選手団の活躍。このアジア大会でも頑張ってくれました。中でも池江選手の活躍は目覚ましく、メダルラッシュ。また、入江選手の復活劇も感動的でした。これからの「水泳日本」が期待できます。
それから夏の甲子園。とにかく、あの強烈な暑さの中、本当に球児たちは頑張りました。二度目の春夏連覇を目指した大阪桐蔭。やはり、凄まじい力を発揮して優勝しました。しかし、それ以上に、みんなに感動を与えたのが、秋田県の金足農業高校。公立の農業高校が、秋田県だけでなく、全国の高校野球ファンを魅了しました。特に吉田投手は、6試合をほとんど一人で投げ抜き、何と881球を投じました。炎天下の中で、投げ続けた気力とエネルギーは、これからも語り継がれることでしょう。
もちろん、忘れてならないのは、この夏の君たち部活動の活躍です。近畿大会まであと一歩のところまで迫った男子バスケット部を筆頭に、いろいろな部活動で、切磋琢磨、しのぎを削ってくれました。
この体育館や、カンカン照りのグラウンド、蒸し風呂のような格技室、音楽室などで流した汗の量は、半端ではありません。
試合やコンクールに敗れて、悔しい思い、涙を流したこともあったでしょう。最後の試合に負けて、引退となった3年生もいると思います。これまで、本当にご苦労様でした。
そして、2年生は先輩からバトンを受け継ぎ、1年とともに、さらに良いチームを作って行ってください。
この中学生の汗が、やがて、高校・大学・社会人、そしてプロへの道へと結びついていきます。2年後は、東京でオリンピックが開催されます。今回のジャカルタでのアジア大会以上の熱い戦いが、日本で見られます。ひょっとしたら、君たちの中から、出場する人が出て来るかもしれません。とても楽しみですね。
それから、ホームページでもお伝えしましたが、この夏、大阪市とスイスとの交流事業で、大阪市内の中学生6名がスイスに派遣されました。本校の2年生角さんもその一人として活躍してくれました。
大自然のアルプス山脈のふもと。ここでのホームスティをはじめ、ヨーロッパの素晴らしい文化や伝統に触れてくれました。また語学の勉強も大いに役立ったと思います。貴重な経験を積んでくれましたので、また機会を設けて、スイスの報告をしてもらいましょう。
最後に、この二学期。そして、これからの学校生活。君たちは、学習はもちろんのこと、スポーツや文化に触れて大きく成長します。やがて社会に出てからも、この財産を増やすために人生はあり、この財産のおかげで、私たちは「心豊かな生活」が約束されていきます。
人間は、「支え励まし合いの人生」です。家庭で、学校の学級・学年・部活動で、ともに支え合い、この二学期を頑張って過ごして行きましょう。
以上で話を終わります。
生徒指導主事より
一学期の終業式で話した「逃げるが勝ち」の復習と確認
夏休み中、トラブルや事件があれば、小さなことでも先生に相談を