全校集会
- 公開日
- 2019/02/25
- 更新日
- 2019/02/25
お知らせ
一週間の始まり。体育館で全校集会を行いました。
校長講話
皆さん、おはようございます。二月も今週でおしまい。いよいよ三月に入ります。
今週は穏やかな天気が続くようで助かります。しかし、花粉症も出てきました。まだまだ根強いインフルエンザも含め、体調管理をよろしくお願いします。
前回の集会は、風邪の広がりを防ぐため、放送で行いました。「發氣用意」、覚えていますか。体中の気力を出して、よく考え工夫して勝負する。頭に入れておいてください。
今日は、「ありがとうを忘れずに」というお話をします。君たちは一日に何回「ありがとう」という言葉を使いますか。数えたことはないと思いますが、数多く使う人は手をあげてみてください。
今、手をあげてくれた人は、人から助けてもらうことが多く、また人から感謝されることも多く、幸せな人だと思われます。
さて、教育評論家の中井俊巳さんは、「前向き、肯定的、感謝の心で元気に生きること」をモットーに活躍されています。「ありがとう」をはじめ、前向きになる言葉を使うと、幸せになると述べられています。「ありがとう」の裏には、感謝があるんですね。
さて、その感謝ですが、三つの段階があります。第一は、「良いことがあったときに感謝する。」これは当然ですね。第二は、「当たり前のことに感謝する。」この習慣も大切です。そして、第三は、「辛く苦しいときにも感謝する。」と言うことです。
「辛くて苦しいとき・・・何でなん、おかしいやん。」と思う人もいるでしょうが、中井さんは、「これは自分が人間として成長し、より幸せになるために与えられた試練である。神様は乗り越えられない試練を与えることはない。同時に力と助けも与えてくださる。だからきっと上手くいく。さらに良くなる。」と考えるそうです。
試練が与えられる・・・最近の出来事では、水泳界の若きエース、池江選手の白血病の公表がありました。
全国から彼女のもとに、たくさんの励ましの声が届いています。これまで、彼女の泳ぎが、どれだけの日本人に勇気と感動を与えることができたか。ですから、今度は逆になります。彼女は病気に立ち向かいながら、皆さんに「ありがとう」と叫んでいます。
私たちは、今回のことで、辛いとき悲しいとき、しんどい時も、「よし成長するぞ」と気力を充実させ、「計画や作戦」を立てて、しっかりと考えて実践しなければならないと、彼女から教えてもらっています。
池江選手も回復を、心から願うとともに、「ありがとう」の言葉を大切に、大事にしてほしいと願います。
生活委員会からの連絡