学校日記

制度の改革☆

公開日
2016/07/06
更新日
2016/07/06

お知らせ

 入学者選抜における「制度の改革」について、月報7月号(学校HP 配布文書に掲載)に進路指導主事の先生が文章を掲載しました。すべての学年の皆さんに、是非ともしっかりと理解して毎日を大切にし、頑張ってほしいので、学校日記でも紹介します。



 この数年で大きな共通テストがいくつか始まり、学校生活もやりくりが大変になってきました。特に、3年生の皆さんにとって、6月は「第1回 実力テスト」「1学期末テスト」「中3チャレンジテスト」、続いてすぐに修学旅行と息つく暇もありませんでした。
 中学校の共通テストは「中1チャレンジテスト」がスタートです。1,2年生の皆さんも他人事と考えられないので、テストと上手に付き合っていくことが必要になります。

1、一人ひとりの学習状況をまとめた通知表の評価は目標に対する到達度を表す評価(絶対評価)になっています。これは、一昨年まで使われていた人数が定められた評価(相対評価)とは異なります。
ただし、評定は高校入試で使う資料となるため、(現3年生は中2からの2学年分。現1・2年生は全学年分)大阪府・大阪市の中学校間では共通テストを活用して評定の調整を図ることになっています。 (表1)
※表1については学校HP 【配布文書】の月報7月号をご覧ください。

2、共通テスト(大阪府中1,2年生チャレンジテスト・大阪府中3チャレンジテスト・大阪市統一テスト)に限らず、テストでは各自が自分の到達度と課題を知ることができます。皆さんは、1学期末テストの見直しをきちんとやりましたか。定期テストの勉強を直前の丸暗記だけで済ませている人、テスト反省をやらない人は要注意です。共通テストでは日ごろ学習してきたことが学力として定着しているかどうかが問われます。学習を毎日続けていくこと、弱点を自分で補う努力をすることが大切です。

3、今の3年生が受験する公立高校入試から英語の学力検査が変わります。まず、問題が大阪府の単語集「大阪版中学校で学ぶ英単語集」(本校では全校生徒に冊子として配布済み)をもとに作られます。また、英検(2級以上)など、3つの外部検定のスコアに応じて点数が保証される仕組みになります。
さらに、発展的問題(C問題)では指示文を含め、問題はすべて英語で作成され、配点の3分の1、テスト時間55分のうち25分がリスニングになります。どの高等学校がC問題を選択するかについては、7月中に公表されます。

これまでの問題とは量や難易度の点でも変更になる可能性がありますので、十分な準備が必要になります。英語の学習には普段からラジオ講座、CD付テキスト、字幕付映画など、英語を聴く機会を作ること。しっかりと聴いて聴こえた単語をメモすること。日記などで毎日英語を書くこと。テスト前に問題を解くこと。テスト後はやり直しをすることが効果的です。


★月報だけでは見えにくい部分もあったので、学校日記に再度掲載しました。(表1については学校HPの配布文書をご覧ください)夏休みを迎えるにあたり、しっかりとした考えを持って学習を効果的に進めることを期待しています。