学校日記

二学期 終業式を行いました。

公開日
2015/12/25
更新日
2015/12/25

できごと

あいにくの天候の中、グラウンドが使えず、放送での終業式となりました。

以下、終業式 式辞です。

『平成 27 年度 二学期 終業式 式辞』

おはようございます。8 月 25 日にスタート、長かった二学期も今日で終了。大変お疲れ様 でした。二学期も様々なことがありましたね。

 中野中学校では、みなさんに「未来に希望を持って、そしてできるだけ大きな夢を持って欲しい」と思っています。そして、その助けになればと思って、同じく「未来に希望を持って大きな夢を持っている」講演者を招いて、「夢★授業」と銘打ってお話をしてもらいます。
 2学期でいえば、10月17日に的場亮さんにお話ししてもらいました。「夢を叶えるコツ8」という題で、「行動の前に考え方を変える」「憧れが夢を現実にする原動力になる」「喜びを与え感動を共有する」「全ては自分、自分を信じてあきらめない」とか「ありがとうという感謝の気持ちを持つ」など、とても良い話でした。また10月21日には西表の海を守るために、世界を平和にする。そのために「内モンゴルの半砂漠地帯で植林活動を行うことによってみんなに笑顔になってもらうのだ」という大きなスケールの話をマーちゃんバンドの方がしてくれました。今でも私は時々、youtubeで「夢咲きほこれ」というあの時の歌を聴いています。そして11月7日には、来年のリオ・パラリンピックに出場する義足のランナー山本篤選手のお話。「大切なのは、挑戦することとあきらめないこと」と話してくださいました。さらに2年生は、障がい者施設・青鬼さんの利用者さんである森園さんに、「車いすなど実際に使っている自分だからこそわかる、バリアフリーの不便さをみんなに伝えるなど、自分だからこそできる仕事をしているのでやりがいがある」という仕事のやりがいのお話を聞けましたし、9人の講話者による職業講話でそれぞれ未来についての楽しみな話が聞けました。この中の、誰か一人でも、お話を聞いて、何かを感じ、考え方や行動が変わってくれたら成功だと思っています。
 
 また3年ぶりに、この10月、やっと図書室をリニューアルオープンすることができました。そこにぜひ皆さんに読んでほしい「世界の偉人=素敵な大人」のお話を新たに200冊購入しました。その本を読んで、何かの気づきや未来への希望を得てくれれば嬉しいです。そして1月納品の予定で、今度はここにいる先生方がみんなにお勧めする文庫本を400冊注文しています。これを学級文庫にする予定ですので、楽しみにしておいてください。

さて、夢のお話をしましたが、さかのぼって 12月初旬、3年生の方ほぼ全員に模擬面接を行いました。「中学生活で感動したことは何ですか?」「頑張ったことは何ですか?」「一番の思い出は何ですか?」 聞き方は変われどよく似た質問をしました。230人に話を聞いて、「的場亮さんの話に感動しました」と言った人は実は一人で、今年で多かったのは、「合唱コンクールで力を合わせて頑張れたこと」「体育大会で、全員リレーでバトンをつなげたこと」「部活動の最後の試合で、力を合わせて勝利できた事」など、特にこの2学期に行った出来事をあげている人が多かったです。やはり、「自分で全力を尽くして努力し、行動し、できればみんなと力を合わせて成し遂げられたこと」が皆さんの勇気になり、力になっているのだなと思いました。そう考えると、とても充実した二学期だったと思っています。私自身も、今年を振り返って、何が良かった?と問われたら、「一年前からの目標だった、五校フェスタで、みんなの力を借りて実現できたゴミのないクリーンフェスタでした」と答えると思います。いっぱい経験できた良い二学期でした。

 さて、後一週間で今年も終わります。ぜひ一年間を総括し、また来年のお正月には一年間の目標を設定してください。そして有言実行、一回りまた大きくなりましょう。3学期はあっという間に過ぎてしまいます。特に3年生は、3月11日の卒業式まであと77日。実は学校にくる日は45日しかありません。学校ではこれから皆さんがそれぞれの進路で活躍できるように、3学期は、頭髪を整えたり、特に標準服をしっかりと着て登校できるようになったりしてもらうべく学校全体で計画していますので、ぜひ協力ください。

 みなさんも、できるだけ大きな夢が持てるように、未来が楽しみになるような、計画や目標をしっかり作って、できたら1月頭からそれに向けてスタートいたしましょう。
では1月7日の始業式に、楽しい気持ちに満ちた皆さんと会えるのを楽しみにしています。よいお年を!