学校日記

図書室より

公開日
2025/05/12
更新日
2025/05/12

できごと

先週木曜日にお昼の放送の原稿です。2・3年生はテスト直前ですが、読書にはリラックス効果があり、読解力の向上も見込まれます。また、1年生も積極的に本を読む習慣を身に付けましょう。

こんにちは。
学校司書の門野です。
中野中学校図書館には、『朝日中高生新聞』があります。
毎日来る新聞ではなくて、1週間に1回発行されている新聞です。
ニュースのほかに、英語などの教科学習のぺージがあったり、漫画や本の紹介のぺージがあったり、イベントの案内、連載小説、漫画なども載っています。
5/4日版では、「このひとなんの仕事?」という記事で「殺陣師」の仕事について説明されていました。テレビや映画などの格闘シーンの演技をするお仕事です。
私はそんなにアクションシーンが好きなわけではないのですが、ペラペラめくっていってたまたま見て、殺陣師の仕事って、ほうなるほどそんな仕事なんだと思って読みました。
また、ゴジラアート展の記事も紹介されていました。場所が東京だから行けないし、大阪だったとしても行かないかなと思いながら読みました。
私が一番わくわくしたのは、「日本最大の国語辞典大工事中」という記事でした。30年ぶりの改訂で、しかも完成は2032年だそうです。小型の国語辞典だと約5万〜10万語ですが、『日本国語大辞典』は約50万語で当然1冊には収まらず、全13巻プラス別巻という超巨大辞典なんだそうです。
量も時間も途方もなくかけられていることにわくわくします。
ただ、私のわくわくと人のわくわくは違うと私は知っています。
人には、それぞれのわくわくポイントがあります。できたら自分のわくわくだけに囲まれていたいものですが、そうするとものの見方が偏ってしまうと思うのです。
新聞は、自分の関心あることもないことも自然に目に入ります。
ちょっと、ペラペラめくりに来ませんか?
私は、新聞めくる時のガサガサバサバサという音も結構好きで、とりあえず新聞は最初から最後まで1枚ずつめくります。