学校日記

本日の献立/5月16日(月)

公開日
2016/05/16
更新日
2016/05/16

・今日の給食は?

献立名 ・豚肉のオーロラソースかけ
    ・スパゲッティソテー
    ・きゅうりのピクルス
    ・白花豆のグラッセ
    ・スープ
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 840kcal、たんぱく質 32.3g、脂質 20.6g

☆白花豆(しろはなまめ)☆
 白花豆は、ベニバナインゲン(紅花隠元)の仲間で、種類が多いインゲン豆の中の一種です。中央・南アメリカの高地が原産とされ、新大陸の発見以降16世紀から17世紀にかけてヨーロッパ全域に広がりました。日本へは徳川時代の末期に伝わりましたが、きれいな花を咲かせるので、当時は観賞用とされていたようです。食用としての栽培は、明治時代になってからで、主産地となっている北海道では1914年(大正3)ごろから始まりました。そして、赤い花に混在する白い花の品種を意識的に選別して、花も実も白いことから「白花豆」としての栽培も広がりました。一方、赤い花の豆は、赤紫に黒斑があり、こちらは「紫花豆」として呼び分けられています。どちらも大粒で品質も良く、煮豆や菓子の材料に利用され、特に白花豆は大粒甘納豆の原料として好まれています。
 完熟した乾燥豆を生で食べると、レクチンというたんぱく質の一種により、嘔吐、下痢などの消化器症状を起こすことが昔から知られていますが、十分加熱すると全く問題はなくなります。
 栄養の面では、低脂肪、高たんぱく質で、食物繊維は際立って多く、乾燥豆の状態では、生のごぼうの約3倍、さつまいもの約7倍も含まれています。また、カルシウムや鉄も多く含んでおり、とても健康的で栄養価の高い食品です。
 今日の給食では、バターや砂糖を使ってつやの出るように煮て、グラッセとして使用しました。