学校日記

本日の献立/6月17日(金)

公開日
2016/06/17
更新日
2016/06/17

・今日の給食は?

献立名 ・さごしの塩焼き
    ・鶏肉とじゃがいもの煮もの
    ・オクラの梅かか炒め
    ・さくらんぼ
    ・みそ汁
    ・ごはん・牛乳
栄養価 エネルギー 785kcal、たんぱく質 36.9g、脂質 19.1g

☆さくらんぼ(桜坊)☆
 サクランボは、桜桃(オウトウ)とも呼ばれる実桜(みざくら)類の果実です。トルコおよびコーカサス地方が原産といわれ、生で食べられる甘果(カンカ)オウトウと、ジャムや酒に利用される酸果(サンカ)オウトウに大きく分けられます。一般的に出回っているのは、甘果オウトウの種類で、栽培の歴史は古く、ギリシア時代には栽培がおこなわれていたという記録が残っています。その後、ローマ時代にヨーロッパ各地に伝わり、16世紀以降に本格的な栽培が始まったようです。日本へは、1872〜73年(明治5〜6)に導入されましたが、雨がかかると実が割れてしまうため、収穫期に雨が少ない東北地方や北海道を中心に栽培されるようになりました。現在ではハウス栽培が中心になり、約70%が山形県で栽培され、そのほか青森、山梨などが主要産地となっています。また、国内生産のうち約80%は生食用になり、後の約20%は缶詰などに加工されています。生食用の出荷は5〜7月にほぼ限定されるので、初夏を告げる代表的な果物となっています。
 サクランボには、ビタミンCをはじめリンゴ酸やクエン酸、ブドウ糖、果糖がバランスよく含まれ、疲労回復や美肌作用、高血圧予防などの効果が期待されます。また、果肉が赤い品種には、ポリフェノールの一種であるアントシアニンという色素が含まれており、これには視力の向上、肝機能の改善、血栓の防止などの効果があるといわれています。
 今日の給食では、山形産の佐藤錦または高砂という品種が使われています。