本日の献立/6月23日(木)
- 公開日
- 2016/06/23
- 更新日
- 2016/06/23
・今日の給食は?
献立名 ・鶏肉のトマトソース煮
・スペイン風オムレツ
・キャベツと枝豆のソテー
・きゅうりのサラダ
・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 783kcal、たんぱく質 33.2g、脂質 23.4g
☆ピーマン☆
ピーマンはトウガラシの仲間で、英語では「bell pepper(ベル・ペッパー)」「sweet pepper(スイート・ペッパー)」などと呼ばれています。トウガラシは中央・南アメリカが原産で、15世紀にコロンブスがスペインに持ち帰り、香辛料として世界中に広まったとされ、日本へは、江戸時代の初期にトウガラシが伝わり、薬味や香辛料として利用されていました。現在のピーマンは、アメリカで品種改良されたものが、明治の初期に辛味のないトウガラシとして伝わったもので、当時は「甘トウガラシ」などと呼ばれていました。ピーマンとなったのは、フランス語でトウガラシを「piment(ピマン)」と呼ぶことが語源となったようです。その後、日本で好まれる品種も育成され、第二次世界大戦後になって生産量が増加しました。一般に使われている緑色のものは、未成熟の果実で、完熟すると赤くなります。これは「赤ピーマン」といわれ、緑のものと比べて甘味が強く、苦味は少なく、また、栄養価も高くなることから、最近では注目され、完熟用の品種もつくられています。年中出荷されますが、おいしいのは6〜9月ごろです。
独特の香りはピラジンという成分で、血液をサラサラにして血栓や血液凝固を防ぐ作用があり、脳梗塞や心筋梗塞の予防効果があるといわれます。栄養価は高く、同じ重量で比べるとビタミンCはみかんの2倍も含まれ、カロテンも多く含んでいます。赤ピーマンになるとビタミンCやカロテンはさらにその2倍以上になります。
幅広く料理に使われ、とくに油を使った料理に適するので、炒め物によく使われます。
今日の給食では、オムレツの具に使っています。