本日の献立/7月1日(金)
- 公開日
- 2016/07/01
- 更新日
- 2016/07/01
・今日の給食は?
献立名 ・豚肉のごま酢かけ
・かぼちゃのから揚げ
・枝豆
・プチトマト
・みそ汁
・ごはん・牛乳
栄養価 エネルギー 859kcal、たんぱく質 32.3g、脂質 25.8g
☆枝豆(えだまめ)☆
エダマメは、ダイズの未成熟な豆を野菜として食べるものです。サンドマメとは違ってさやは固いので、中の豆の部分をとり出して食べます。6/7にも紹介しましたが、ダイズの原産地は、中国北部を中心とした東アジアとされ、日本へは縄文・弥生時代には伝わっており、「古事記」や「日本書紀」にも米や麦とともに五穀のひとつとして記載されています。エダマメとして食べるようになったのはいつ頃かということは、明確にはわかっていませんが、奈良・平安時代には食べられていたのではないかいう説もあり、鎌倉時代では日蓮が信徒に当てた礼状に「枝大豆」という表現があったそうです。17世紀末の江戸時代では、夏になると、枝についたままの状態でゆでたものを「枝付き豆」、「枝成り豆」などとして路上で売られ、ファーストフード感覚の食べ物となっていたようです。また、この名がエダマメと呼ばれるようになった由来といわれています。
大豆は、世界中で利用されていますが、未成熟のものを食べるという食習慣はつい最近までは、日本独特のものでした。しかし、近年の健康志向による日本食ブームにより、2000年ごろから、アメリカやヨーロッパなど海外諸国でも塩ゆでのエダマメが食べられるようになりました。アメリカでは、野球やフットボール観戦でのおつまみとして、売店で売っているスタジアムもあるそうです。
国内産の出回り時期は6〜10月ごろで、7〜8月ごろがピークとなり味もよくなります。
エダマメもサンドマメと同じように、豆としての栄養と野菜としての栄養をあわせもっており、たんぱく質のほか、カルシウム、カリウム、鉄、ビタミン類、食物繊維などを豊富に含んでいます。中でも葉酸(ようさん)は大豆より多く、野菜の中でも多い方です。この葉酸は体の成長には欠かせない栄養素で、貧血や生活習慣病の予防にも効果が期待されます。また、ビタミンB1、B2なども多く含むことから、夏バテの防止や疲労回復にも効果的であると考えられます。
☆来週の7/4(月)は、カレーライスがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。。