献立名　・牛丼
　　　　・揚げ出しどうふ
　　　　・かぼちゃの煮もの
　　　　・もやしの酢のもの
　　　　・オレンジジュース
　　　　・牛乳
栄養価　エネルギー　797kcal、たんぱく質 26.6g、脂質 18.6g

☆オレンジジュース☆
　ジュースという言葉は、およそ50年前までは、法的な決まりもなく、果汁を使っていない清涼飲料でもジュースという名前で呼ぶこともありました。しかし、1967年にＪＡＳ法が改正されて、ジュースという名は果汁100％の果汁にのみ使われることになりました。そして、果実を10％以上100％未満のものになると、果汁入り飲料、果汁10％未満だと清涼飲料というようになります。
　ジュースの生産量で、一番多いのはやはりオレンジで、りんご、ぶどうなどが続きます。原料に使われるのは、バレンシアオレンジが多く、これに温州ミカンなどを混合することもあります。ネーブルオレンジは果汁にすると苦味が出るためあまり使われていません。また、100％ジュースで「濃縮還元」と表示されているものがありますが、これは、しぼり取った果汁から水分をとばしたあと、再び水分を加えるものです。これは、とくに運搬の際の輸送コストを大幅に下げることができるため、この方法を使うことが多くなっています。この場合でも元の果汁100％の水分量に戻すため、ジュースと呼ぶことができます。栄養価もストレートジュースと比べて損なわれることも少なく大きな変化は見られません。
　中学校給食では、初めて使用しましたが、生徒たちも喜んでいたようです。