本日の献立/10月11日(火)
- 公開日
- 2016/10/11
- 更新日
- 2016/10/11
・今日の給食は?
献立名 ・鮭のきのこあんかけ
・鶏肉と野菜の炒め煮
・さつまいもの甘煮
・おかか菜っ葉
・ごはん・牛乳
栄養価 エネルギー 788kcal、たんぱく質 39.4g、脂質 15.1g
☆しいたけ☆
シイタケは、中国名をシャンクといい、食用にされた歴史も古く、中国の南部が最初ではないかといわれています。日本で食用とされ始めたのは室町時代で、本格的な栽培が始まったのは江戸時代になってからだと考えられています。当初は、干しシイタケとして流通していたようで、生シイタケが市場に出回りだしたのは、1970年代半ばごろのことです。
栽培が始まった当初は、シデの木にキズをつけて根元を焼くという方法が使われていましたが、その後、シデ、コナラ、クヌギなどの丸太をシイタケが生えている木に並べ、自然に菌が移るのを待つという方法が広がりました。江戸時代の末期には、なたで傷をつけて菌を接種する「なた目法」が現在の静岡や大分の一部で普及しました。明治に入るとさらに研究が進み、人工的に原木に菌を打ち込む方法が広がり、現在は、クヌギ、コナラなどの細い丸太に小さな穴をあけて、菌を植え付ける「原木栽培」や、その後開発された「菌床栽培」が行なわれています。菌床栽培は、のこ屑とふすま、米ぬかなどの材料を混合して、通気口のある袋に詰めて殺菌した後、菌を植え付けて培養するもので、工場生産が可能となり、現在では主流となっています。
生シイタケは、そのまま焼いたり、鍋ものや汁もの、天ぷらなどに使用されます。また、干しシイタケは乾燥させることで細胞が壊れ、うま味成分がでることを利用して、煮ものやすしの具などに利用されます。
今日の給食では、シメジやエノキタケとともに鮭のあんかけの材料として使っています。
※明日10/12(水)〜14(金)は、全市の研究会や中間テストのため給食はありません。