本日の献立/2月10日(金)
- 公開日
- 2017/02/10
- 更新日
- 2017/02/10
・今日の給食は?
献立名 ・鶏肉の照り焼き
・豚肉と干しずいきの炒め煮
・ほうれん草のおひたし
・うずら豆の煮もの
・すまし汁
・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 800kcal、たんぱく質 39.0g、脂質 19.5g
☆ずいき(芋茎)☆
ズイキはサトイモの葉柄(ようへい)の部分です。ズイキの名は、夢窓疎石(むそうそせき/1275〜1351年)の「いもの葉に置く白露のたまらぬはこれやずいき(随喜)の涙なるらん」という歌が由来とされています。干して乾燥させた干しずいきはイモガラとも呼ばれています。
サトイモの葉柄にはえぐ味の強いものもあるため、ズイキとして使用されるのは、えぐ味のほとんどないものか、ごく弱いものが選ばれます。中でもハスイモは芋は小さくて食用になりませんが、葉柄は、えぐ味がほとんどないため、葉柄専用として栽培されています。芋をとるものと同属ですが、別種とされています。ハスイモの葉柄は長く、葉柄の断面には太い通気孔があり、レンコンを思わせることからこの名が付いたようです。ほかには、アカメ、カライモ、ヤツガシラなどが芋・葉柄の兼用品種としても使われ、これらは一般に赤い色をしています。
葉柄が伸び始めると利用できますが、大きく伸びて若い初夏が旬になります。干しずいきは、長期保存できるので、1年間を通して利用できます。生のものはゆでて、酢のものやあえもの、煮ものなどに利用され、干しずいきは、熱湯で戻し、煮もの、汁物などに利用されます。
今日の給食では、干しずいきを炒め煮にして使用しています。