本日の献立/5月29日(月)
- 公開日
- 2017/05/29
- 更新日
- 2017/05/29
17今日の給食は?
5月29日(月)
献立名 ・カレーうどん
炒めうどん、カレーだし
・ちくわとじゃがいもの煮もの
・小松菜のおひたし
・みそ汁
・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 860kcal、たんぱく質 26.2g、脂質 21.2g
☆ちくわ(竹輪)☆
チクワは竹や木、金属などの棒や管に、魚のすり身を巻き付け、あぶり焼きにしたものです。チクワの起源は弥生時代から平安時代にかけてとされ、はっきりしていませんが、神功皇后(じんぐうこうごう)とされる人物が三韓渡航(さんかんとこう)の途中、九州生田の杜(もり)で、魚肉を鉾(ほこ)に塗って食べたという伝説があるそうです。そして、焼いた様子が蒲(がま)の穂に似ていることからこれを「蒲鉾(かまぼこ)」と呼ぶようになったそうです。しかし、室町時代あたりから板にすり身をつけたものが作られはじめ、これと区別するために、棒を抜いた形が竹に似ていることから「竹輪蒲鉾(ちくわかまぼこ)」となり、板付きのものはそのままカマボコと呼ばれました。そして、いつのまにか本来のカマボコからその名が省略され、単に「竹輪(ちくわ)」と呼ぶようになりました。
現在のカマボコに比べ強く加熱するため、コシの弱い魚でも原料となり、スケトウダラ、サメ、カレイ、ホッケ、エソ、グチなどがよく使われています。また、全国各地で名産品としても作られ、豊橋ちくわ(愛知)、野焼き(島根)、豆腐ちくわ(鳥取)、豆ちくわ(岡山)、竹つきちくわ(徳島)などがあります。一般に中央部に焼き色が付き、両端が白いものをよく見かけますが、これは、1873年(天保8)に愛知県でつくられた「豊橋ちくわ」を原型として広まったようです。
今日の給食では、煮ものの材料として使っています。また、今日のカレーうどんは、うどんとだしを別々で提供しています。具とともに炒めたうどんをおかず容器に入れており、これをカレーだしに加えながら食べるようにしています。