図書室より
- 公開日
- 2026/05/06
- 更新日
- 2026/05/06
・お知らせ
4月23日お昼の放送より
こんにちは。学校司書の門野です。
先週、私は間違いました。
数字に敏感な方は気が付かれたでしょうか。
一寸法師の身長を3.3cmぐらいと言ったことです。一尺が30.03cmならばその10分の1が1寸なので正しくは3.03cmです。
でも、一寸法師の一寸は小さなという意味だろうと思うのです。いい言葉ではないけれど「一寸先は闇」の「一寸」は「少し」ですよね。
『見るだけですっきりわかる日本の神様』(メディアソフト)という本があります。副題として、「八百万神の由来とご利益がイラストでよくわかる!」と書いてあります。
「八百万」は「800万」と書きます。野菜を売っている「八百屋」さんは「800や」と書きますよね。「八百」や「八百万」には『広辞苑』(岩波書店)によると「数のきわめて多いこと」という意味があるそうです。
「八百万神」は「たくさんの神様」という意味です。
この本の中で「住吉三神」が紹介されています。底筒之男命(そこつつのおのみこと)中筒之男命(なかつつのおのみこと)上筒之男命(うわつつのおのみこと)でそれぞれ、水の底、水の中、水の上の神様だそうです。住吉大社には住吉三神と神功皇后が祀られているそうです。
住吉大社は海難から守ってくれるという御利益があります。水の底、水の中、水の上ってそんなふうにいろいろなところに神様がいるのだから日本にはそれはたくさんの神様がいるのは当たり前だと思います。
一寸で小さいを表したり、八百万でたくさんを表したり言葉は面白いですね。
あっ、百科事典の「百科」も
「あらゆる科目(『広辞苑』より)」という意味で100ではなくてたくさんのの意味がありますよね。