学校日記

本日の献立/6月20日(火)

公開日
2017/06/20
更新日
2017/06/20

17今日の給食は?

献立名 ・豚丼
    ・白平天と野菜の炒めもの
    ・かぼちゃのてんぷら
    ・たくあん
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 786kcal、たんぱく質 29.5g、脂質 20.3g
 
☆白平天(しろひらてん)☆
 平天は、魚肉練り製品の「かまぼこ」のうち「揚げかまぼこ」と分類されます。発祥地とされる鹿児島では「つけ揚げ」、関西では「てんぷら」、関東や東北などでは「さつま揚げ」などと呼ばれています。つけ揚げの歴史は、江戸時代にさかのぼり、アメリカから帰国した「ジョン万次郎」を保護したといわれる薩摩藩28代当主「島津斉彬(しまずなりあきら/1809〜1858)」の時代、1850年代になって琉球との交流が深まり、中国料理の「油で揚げる」という調理方法が、古来からのかまぼこづくりに加わり、揚げかまぼこができ、そして、琉球の「チキアーギ」という言葉がなまって「つけ揚げ」になったそうです。その後、島津藩により品質向上が奨励され、次第に専門店も増え、全国へと広まったようです。
 現在、揚げかまぼこは、かまぼこ類の中でも最も生産量が多く、各地で様々な形状のものが作られています。原料は、一般的にイワシ、アジ、スケトウダラなどの冷凍すり身のほか、各地で水揚げされるエソ、グチなどの生鮮魚のすり身も使用されます。これらを味つけして角型、小判型、楕円などに成形して油で揚げています。このとき平たく伸ばして揚げたものを「平天」と呼び、大阪では江戸時代末期ごろから、味つけを抑えて低温で色づかないように揚げた「白てんぷら」が主流としてつくられ、揚げ色のついたものは、赤てんぷらとして区別しているようです。
 今日の給食では、野菜を加えた炒めものにしています。

※明日(6/21)は、ハヤシライスがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。