本日の献立/10月10日(火)
- 公開日
- 2017/10/10
- 更新日
- 2017/10/10
17今日の給食は?
献立名 ・鮭のきのこあんかけ
・鶏肉と野菜の炒め煮
・さつまいもの甘煮
・おかか菜っ葉
・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 752kcal、たんぱく質 36.5g、脂質 14.1g
☆鮭(さけ/しゃけ)☆
9月25日にも「サーモン」ということで紹介しましたが、サケはマスと同じ仲間の魚で、サケ・マス類としてひとくくりにして分類されることが多いです。また、その種類は多く、サケとマスの区別も特には決まっていません。鮭の呼び名が付くものには、シロザケ、ギンザケ、タイセイヨウザケなどがありますが、日本で一般的にサケというと「シロザケ」のことをいいます。サケ・マス類の魚の特徴としては、川で生まれ、海で育って大きくなり、再び産卵のために生まれた川に戻るという性質を持っています。このような性質の魚を「遡河魚(そかぎょ)」といいます。中には海へ下らずに川で一生を過ごすものもあり、海で育つ「降海型」に対して、「残留型」または「陸封型」と呼びます。このときベニザケの残留型はヒメマス、サクラマスはヤマメ、サツキマスはアマゴというように呼び名が変わります。残留型のものは渓流釣りの対象として人気があり、糸を引く感覚、そして見た目の美しさや美味しさに魅了されます。渓流では女王と呼ばれ、特に人気のイワナもサケ・マス類になりますか、ほとんどのものが残留しますが、エゾイワナの降海型としてアメマスが知られています。シロザケについては今のところ残留型は確認されていないようです。
川を上る時期は、種類や場所によって違いがありますが、シロザケの場合は9月から1月ごろにかけて1日に15kmほどの速さで上り、親魚はエサも食べずにただひたすら上り続け、産卵を終えるとその命を落としてしまいます。卵は2か月ほどでかえり、6cm程度に成長するとまた川を下って海で大きく育ちます。
おいしいとされるのは、秋から冬に川を上る前のたっぷりと栄養を含んだもので、この時期のシロザケをとくに「秋味」と呼んでいます。
今日の給食では、焼いた鮭にきのこの入ったあんをかけています。