本日の献立/11月14日(水)
- 公開日
- 2018/11/14
- 更新日
- 2018/11/14
今日の給食は?
献立名 ・カツカレーライス(一口とんかつ)
・キャベツときゅうりのサラダ
・小松菜とコーンのソテー
・りんご
・牛乳
栄養価 エネルギー 849kcal、たんぱく質 24.2g、脂質 26.7g
☆コーン(とうもろこし/玉蜀黍)☆
日本でコーンというと円錐(cone)やその形のものをあらわす言葉にもなりますが、食材としては多くの英語圏でとうもろこし(corn)をあらわします。ただしイギリスではメイズ(maize)と呼びコーン(corn)は穀物全体をあらわします。
トウモロコシは、メキシコから南アメリカ北部にかけてが原産とされ、栽培の歴史は古代にまでさかのぼり、古代マヤ、アステカ文明では、トウモロコシを中心とした穀類とジャガイモなどの芋類が、発展の原動力となったようです。そして、コロンブスのアメリカ大陸到着とともにヨーロッパへ持ち込まれ、現在では世界の農業になくてはならない作物となりました。日本へは1579年にポルトガル人によって長崎に渡来し、その後、明治時代の北海道開拓を機に本格的な栽培が始まりました。
品種は、用途によって分かれ、おもに穀類として利用される硬粒種、家畜の飼料となる馬歯種、ポップコーンに使う爆粒腫、野菜として利用する甘味種などがあります。甘味種はスイートコーンとも呼ばれ、第二次世界大戦後、アメリカから甘みの強い品種が導入され、さらに利用が高まりました。
甘味種は、糖質やたんぱく質が主成分で、胚芽の部分にはビタミンE・B1、、B2、カリウム、亜鉛、鉄などが多く、また、食物繊維も豊富です。旬は6〜9月となり、生のものがよく出回りますが、ゆでて冷凍加工されたものが年中出回っています。とくに粒だけを加工したものがいろいろな料理に利用されています。
今日の給食では、粒の冷凍品を小松菜と合わせて炒めものにしています。