献立名　・鶏肉のチリソースかけ
　　　　・豚肉と野菜の炒めもの
　　　　・チンゲン菜とえのきたけの中華和え
　　　　・りんご(缶詰)
　　　　・中華スープ
　　　　・ごはん、牛乳
栄養価　エネルギー　823kcal、たんぱく質35.7g、脂質 20.5g

☆えのきたけ☆
　エノキタケは世界中に広く分布し、色や形の変異も多く存在します。一般的に出回っているものは、栽培されたもので、白く細長い品種になっています。野生のものは、茶褐色で、笠はまんじゅう型、ひだは白く、柄は下に行くほど黒くなり繊維質になります。雨にぬれると傘がぬめり、束になって出てくるので、古くは「なめすすき」と呼ばれていたそうです。
　栽培の歴史は古く、江戸時代にはエノキタケが出そうな木を湿った場所において、むしろをかぶせ、米のとぎ汁をかけて、発生させたそうです。今では、プラスチック製のビンにのこ屑と米ぬかなどの栄養剤を詰めて殺菌した後、エノキタケの菌を植え付けて栽培します。
　栽培については、年間を通じて行われていますが、天然のものでは、11〜3月が発生時期になります。
　栄養面では、ビタミンB1、B2、ナイアシンなどのビタミン類や、カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラル成分も多く含まれています。
　今日の給食では、チンゲン菜と合わせて砂糖、醤油、ごま油の味付けで和えています。