献立名　・鰤の照り焼き
　　　　・厚揚げとだいこんの煮もの
　　　　・れんこんのそぼろ炒め
　　　　・はくさいの甘酢あえ
　　　　　・ごはん、牛乳
栄養価　エネルギー　797kcal、たんぱく質32.4g、脂質 23.7g
☆酢(す)☆
　酢は酒と並ぶ最古の調味料と考えられ、紀元前5000年ごろのメソポタミア南部にあったバビロニア(現在のイラク辺り)の古文書に、デーツ(ナツメヤシ)や干しブドウを利用して酢をつくっていたという記録が残っているそうです。紀元前400年ごろには、ギリシャの医師ヒポクラテスが、病気の治療に酢を使っていたといわれています。日本に酢が伝わったのは、酒造りの技術と前後する4〜5世紀ごろに中国から伝わったとされています。
　現在、日本でよく利用されるのは米から作る米酢で、「延喜式(927年)」に記録があり、平安時代にはつくられていたようです。この頃はまだ卓上調味料として使われていたようですが、鎌倉から室町時代になると料理の味つけにも使われるようになりました。そして江戸時代になると酒粕を利用して酢をつくる方法も考えられ、庶民にも広まり「にぎりずし」などの料理もできたそうです。
　今日の給食では、米酢に砂糖としょうゆを加えた甘酢をはくさいに和えています。

☆明日(11/21)は、各自で具を混ぜ合わせるチキンライスがあり、スプーンがあった方が混ぜやすく、食べやすいと思いますのでご用意の方よろしくお願いします。