献立名　・マーボー丼
　　　　・揚げ餃子
　　　　・チンゲン菜とコーンの炒めもの
　　　　・もやしのピリ辛あえ
　　　　・りんご
　　　　・牛乳
栄養価　エネルギー　871kcal、たんぱく質26.1g、脂質 27.5g

☆餃子(ギョウザ、ギョーザ)☆
　ギョウザは小麦粉で作った皮に、肉や野菜などで作った具を包み、ゆでたり、焼いたり、揚げるなどしたおなじみの料理となっていますが、その起源はたいへん古く、中国では紀元前6世紀ごろの遺跡から食べていた痕跡が見つかっているそうです。また、中国が発祥と思われがちですが、紀元前3000年ごろのメソポタミアの遺跡からも小麦粉の中に具を包んだ食べ物が見つかっており、それがもととなって広がったのではないかと考えられています。
　日本で餃子を始めて食べたのは、「水戸黄門」で知られる徳川光圀(1628〜1701年)といわれ、明から亡命した朱舜水(しゅしゅんすい/1600〜1682年)から教わったとされています。その後、一般に広まることはなく、第二次世界大戦後、中国から引き揚げてきた兵士などによって伝わり、広く普及しました。中国ではゆでた「水餃子(すいぎょうざ)」を主食として食べますが、日本ではおかずとしての位置づけになり、薄めの皮に包んだ「焼き餃子」が主流として広まり、各家庭でも定着するようになりました。ニンニクを入れるようになったのも日本に入ってからのようで、当初は豚肉が入手困難で羊の肉を使用していたため、臭い消しにニンニクを使ったのが定着したそうです。
　今日の給食では、油で揚げて、揚げギョーザとして使用しています。