私たちにできること〜防災ALT×図書委員会
- 公開日
- 2019/11/16
- 更新日
- 2019/11/16
防災教育
「青い鯉のぼりプロジェクト」
今年の夏、防災ALTが東北視察で訪問した宮城県東松島市の「あおい住宅」あおい地区会の会長小野竹一さんから「青い鯉のぼりプロジェクト」についてお話をしていただいたことがきっかけでこの取り組みがスタートしました。東日本大震災で当時5歳だった弟をなくした伊藤健人さんが泥だらけになってがれきに埋もれていた青の鯉のぼりを「津波で命を失った家族4人に想いが届くように、生き残った自分の道しるべになるように」と揚げたのが始まりです。2011年当時、伊藤さんは高校生でした。
今年の24時間テレビで「青い鯉のぼりプロジェクト」が青い鯉のぼりと和太鼓の演奏、花火が夜空を彩り大曲浜から伝えられました。「青い鯉のぼりプロジェクト」は東松島市の復興のシンボルとなり、子どもの日には多くの見学者が訪れています。毎年、大曲浜に揚げられる鯉のぼりは傷んでしまって揚げられなくなり役目を終えるのではなく、しおりとして生まれ変わり多くの人の元に届けられています。
防災ALTと図書委員会でしおり作りに取り組み、「青い鯉のぼりプロジェクト」を多くの人に知っていただけるよう発信していきます。
一緒にしおり作りをしたい人は12月6日(金)放課後に図書室で作業しますのでぜひ参加してください!