本日の献立/6月8日(木)
- 公開日
- 2023/06/08
- 更新日
- 2023/06/08
今日の給食
献立名 ・菜飯(炊き込み調理済み)
・さごしのつけ焼き
・キャベツの赤じそあえ
・みそ汁
・牛乳
栄養価 エネルギー 704kcal、たんぱく質 30.0g、脂質 15.7g
☆さごし(狭腰)☆
サゴシというのは、サバ科の魚で、鰆(さわら)の若魚です。サワラは大きくなるにつれて呼び名が変わる出世魚で、50cmくらいまでを関西では「サゴシ」、関東では「サゴチ」と呼び、70cmくらいまでのものを「ヤナギ」、そして70cmを超えるようになるとサワラと呼ばれるようになります。サワラは全長1mにもなる大型の魚で、腹の部分が細長い形をしていることから、「腹(はら)が狭い」という意味で「狭腹(さはら)」となり、これが「さわら」になったようです。そして、若魚の場合は腹ではなく「腰(こし)が狭い」という意味から、「狭腰(さごし)」となったようです。
サワラは漢字で書くと、魚へんに春の字があてられ、「鰆」と書くため、暖かくなる3〜4月ごろが旬と思われがちですが、この春は暦の上での春をあらわし、立春前後の1から3月ごろのものがおいしい時期となり、この時期のものを「寒鰆(かんざわら)」とも呼びます。
一般にサワラは、大型のため切身もそれなりに大きくなります。しかし、体長による味の変化はほとんど見られないので、弁当など、使う目的によって小さい方が良い場合は、サゴシが利用されます。どちらも味にくせがなく、塩焼き、照り焼き、みそ漬け焼きなどに、また洋風の料理ではでムニエルやグラタンなどにも使用されます。
今日の給食では、料理酒、砂糖、みりん、しょうゆ、ゆず果汁で下味をつけて、蒸し焼きにしています。