献立名　・さごしのおろしじょうゆかけ
　　　　・含め煮
　　　　・牛ひじきそぼろ
　　　　・ごはん、牛乳

栄養価　　エネルギー 773kcal、たんぱく質 34.8g、脂質 22.5g

☆大根おろし☆
　大根おろしは、大根の根の部分をおろし器ですりおろしたもので、薬味やいろいろな料理に使用されます。昔から「大根おろしに医者いらず」といわれることもあり、いろいろな薬効があると考えられています。
　大根には、でんぷん、たんぱく質、脂肪などを分解する酵素が含まれており、消化を助ける働きがあると考えられています。また、すりおろすことによって得られる辛味成分に殺菌作用や、炎症を抑える効果があるということから、咳やのどの痛みがある時に、おろし汁に蜂蜜を加えて飲むなどの民間療法がおこなわれてきました。
　ただし、どちらも加熱や時間経過などにより効果がなくなります。そのため、これらの効果を期待するのであれば、食事や使用の直前におろして、生の状態で食べる必要があります。学校給食では食品衛生上、加熱調理が原則となっていますので残念ながらこれらの効果は得られませんが、加熱により甘みが増すことや、独特の風味や見た目を生かして献立に使用しています。
　今日の給食では、だいこんおろしに、みりん、うす口しょうゆを加えて煮たてたタレをつくり、焼いたさごしにかけています。