学校日記

本日の献立/10月26日(月)

公開日
2026/10/26
更新日
2026/10/26

今日の給食

献立名 ・ピリ辛煮

    ・きゅうりの中華あえ

    ・大学いも

    ・黒糖パン、牛乳


栄養価  エネルギー 855kcal、たんぱく質 33.5g、脂質 30.9g


☆さつまいも/大学いも☆

 サツマイモは、「甘藷(かんしょ)」とも呼ばれるイモ類です。中央アメリカが原産で、紀元前から栽培されていました。コロンブスのアメリカ大陸到着(1492年)の後、17世紀までにヨーロッパ各地に伝わりましたが、好温性の作物であるため、ヨーロッパの気候にはあまりなじまず、冷涼地を好むジャガイモほど普及しませんでした。アジア諸国へは、16世紀初めにスペインの旅行者によって伝えられ、日本へは17世紀初期に中国から琉球(沖縄)へ伝わりました。そして1705年に薩摩(鹿児島)の漁師が鉢植えのサツマイモを持ち帰り、種芋を増殖し、薩摩藩において享保・天明の飢饉を救ったといわれています。その後18世紀前半に蘭学者/青木昆陽が救荒作物として全国に普及させ、主に関西以西で栽培が増加しました。そして、食糧難となった第二次世界大戦中から大戦後に急速に生産が伸び、食糧不足から多くの国民を救うために役立ちました。サツマイモの名は薩摩から全国に広がったことによるものです。

 主成分は、でんぷんで、加熱すると一部が糖質に変化し甘味が増加します。しかし、エネルギーは、米や小麦粉の1/3程度で、ビタミンCやB1、ビタミンB6などを多く含んでいます。そのほか、切り口から出る白い液体成分である「ヤラピン」は胃の粘膜を保護や腸の運動を助け、食物繊維とともに便秘解消の効果があるといわれています。旬は新物で9~11月、貯蔵したもので1~3月ごろがおいしいとされています。

 今日の給食では、油で揚げたサツマイモに、砂糖、塩、しょうゆ、水を合わせて煮詰めた蜜をかけ、「大学いも」にしています。

 大学いもは、大正から昭和にかけて、当時の学生街で、今で言うファーストフード的なものとして人気が高まったことから、このように呼ばれるようになったようです。サツマイモは、体の抵抗力を高め、風邪などの予防に役立つビタミンCや、その他の栄養素による効果もあることから、当時の学生たちの健康維持にも役立っていたのかも知れません。