学校日記

終業式 校長講話【要旨】

公開日
2017/07/20
更新日
2017/07/20

できごと

 暑いですね。言っても仕方ないですが暑いです。その中でいつものように静かに整列できていますね。感謝します。しかしながら、校歌斉唱は少し元気がなかったのが心配です。
 さて、1学期は71日間(1年生の皆さんは入学式を含めて72日です)ありました。登校して、勉強してこのように終業式を迎えることができて大変、校長先生としては嬉しい限りです。それはさておき、このような場で皆さんにお話しするときにもちろん準備するのですが、700名オーバーの生徒のみんなが抱えてる課題も一人一人違うし、学年も違う、男女差もある。なかなか共通した話をすることは難しいと感じます。そこで、今日はポジティブ(何事も前向き)に考える人と、ネガティブ(何事も悲観的)に考える人に分けて話をしましょう。
 1年生のみなさんには4月から、2・3年生の人たちには昨年度の3月から言い続けてきたことがあります。それは、「家庭学習の時間を確保しよう」ということでした。中間テストや期末テスト。3年生のみなさんはそれに実力テストとチャレンジテストの結果を見てその都度、反省をしてきたことと思います。ポジティブな人は『頑張ったけどアカンかった。まあ、次がんばろ』となりがちです。それはそれで悪くはないのですが、ちょっと軽いのではないでしょうか。一方、ネガティブな人はいい点を取っても『アカン、もっとがんばらな』と思うでしょう。そこは素直に喜べばいいのではないですか。 自分がポジティブ人間なのか、ネガティブ人間なのかを判断して反省してみてください。
 もう一つ、たとえ話をしましょう。グラウンドを50周走る課題が出たとしましょう。期限は8月25日までの35日間です。あなたならどうしますか?
 毎日1周走ったとして35週ですね。調子にいい日には2周や3周走れる日もあるでしょう。そうすれば35週もクリアできそうですね。しかし、8月20日に残り30周となったらどうでしょう。残り6周くらいですから、まあなんとかなるかもしれません。ところがあと1日しかないとなったらどうでしょう。きついですね。そうなんですねコツコツやることにまさることはありません。ポジティブな人は後者になりがちですね。いつもいつも『まっ、いいか』ではさすがに駄目ですね。ポジティブなひとはその楽天的な人は性格を活かし、「アリとキリギリス」のキリギリスだけにはならないようにしてください。
 さあ、夏休みです。8月25日には「少しはやったぞ」と目を輝かして始業式を迎えましょう。元気に再会しましょう。以上です。