学校日記

全校集会校長講話【要旨】

公開日
2018/12/11
更新日
2018/12/11

できごと

 寒くなりました。こちらから見ても、マスクをしていている人が20人は超えているようです。これだけ寒くなれば、風邪の話をしないわけにはいかないので聞いてください。
 風邪は細菌ではなく、ウイルスです。実はインフルエンザもウイルスです。何が違うのかというと、インフルエンザ・ウイルスは、風邪のウイルスと比較すると、非常に感染力が強いということです。風邪のウイルスは鼻水や唾液などから接触感染しますが、インフルエンザ・ウイルスは空気感染でもします。
 インフルエンザにかかった人が咳やくしゃみをすると、ウイルスが空気中に飛散し、それを吸うことで感染するため、次々にうつりやすいのです。教室でインフルエンザに罹った人の前の席の人が、そのくしゃみから飛んだウイルスを吸い込み、インフルエンザにかかってしまうことがよくあります。そういう意味では「咳エチケット」で言われるところのマスクをすることは必要になってきます。
 それと、都市伝説のように言われていますがインフルエンザの注射をするとインフルエンザにかかると、いうやつですがもちろん何の根拠もないものです。アレルギーや何か支障があれば仕方ないですが、予防注射をすることをお勧めします。風邪に負けず、残りの2学期を有意義なものにしましょう。