学校日記

全校集会【校長講話】要旨

公開日
2019/02/18
更新日
2019/02/18

できごと

 先週は久しぶりの全校集会だったために、表彰伝達が溜まっていたことあって、体調管理に気をつけるようにと話しただけにとどまりました。

 今日は、朝一番は気温2度で空気も冷たかったですが、集会が始まるころには陽ざしも暖かさを含んでいました。

 睡眠負債の話です。最近は睡眠不足と言わずこう言うようです。借金と一緒ですね。もっとマイナスのイメージを持った方がいいのかもしれません。このところ、校長先生は「睡眠」について興味があってその類の本を読んでいたら、興味深い記述がありました。それはアメリカの大学バスケットボール部員(プロバスケットボール予備軍)に対しての研究で、《学生個々に今までの睡眠時間の2時間以上、できれば10時間睡眠をとるように指示》をしたそうです。その結果、10回のフリースローの成功率が79%から88%に、スリーポイントシュートにいたっては68%から77%に向上したそうです。すごいと思いませんか?おそらくこれは、体全体のパフォーマンスが向上し脳・筋肉・感情・やる気が活性化したということのようです。
 記憶においては感覚的にわかりますね、寝不足では頭がボーッとして覚えることもちろんのこと、判断力も落ちます。また、昔から「寝る子は育つ」と言いますね。これはもう定説になっていて、成長ホルモンが午後10時から午前2時に出る時間帯をゴールデンタイムと言います。名前の通り背が伸びることや、最近では肥満にも関係しているようです。
 では、なぜ睡眠時間が短くなってしまうのでしょうか?このことに関しては次回にお話します。まずは、しっかりと睡眠時間の確保をしてください。