≪校長先生のお話≫
　今日は、「命を輝かせる」ということについてお話をしたいと思います。
今朝、5時59分に福島県沖でマグネチュード7.3の地震が起きました。今もみなさんが不安の中で必死で避難されていることと思います。土曜授業で防災訓練をしたと思いますが、今ここで何が起こるかわかりません。日頃から落ち着いて行動できるようにしましょう。
　東北大震災があった時に避難場所になっていた小学校の校長先生が出された学校だよりで忘れられないものがあります。それは「交通事故にあわさないでください」というものです。被災当時は自衛隊の車や救助するための車が溢れ、校庭にはテントが一杯はられていました。津波の被害で亡くなった人がたくさんいる中で、助かった命を交通事故でなくさないでほしいという思いを感じて胸が痛くなりました。
　福島から横浜へ避難してきた小学生がいじめを受けて、不登校になったという問題が今報道されていますね。ばい菌扱いされたり、お金を強要されたり、とってもつらかったことでしょう。あってはならないことですね。でもその子は「いままでなんかいも死のうと思った。でも、しんさいでいっぱい死んだから、つらいけどぼくは生きるときめた」とつづっています。みなさんも今ある命を無駄にせずに、一生懸命輝かせましょう。
　今週金曜日から期末テストがあります。一生懸命勉強することも命を輝かせることのひとつです。3年生に聞きます。「2年生の時に、もっとちゃんと勉強しておけばよかったなあと感じている人は手をあげてください」たくさんいますね。2年生のみなさん、来年、後悔しないように今しっかりと勉強しましょう。今できることを一生懸命することで命を輝かせましょう。