学校日記

12月12日 全校集会 「勉強は一生もの」

公開日
2016/12/12
更新日
2016/12/12

校長先生のお話

≪校長先生のお話≫ 勉強は一生もの
 先週は、大事にしている言葉について話をしました。3年生の校長面接の時に「あなたが大事にしている言葉」を聞かせてもらいました。
 「人生は一度きり」「有言実行」「まだできる」「アタックオールアラウンド」、すべてのことに挑戦するという言葉ですね。「下剋上」という言葉もありました。今に見ておけ、ひっくり返す勢いを感じますね。「足るを知る」という言葉もありました。意味がわかりますか?老子の言葉ですね。自分には時間がない、勉強できる頭がない、落ち着いた部屋がない、あれもないこれもないと言っている間は豊かになることはできません。自分の中に今あるものに目を向けて大事にすることの方がよっぽど豊かになっていくことができるということです。
 他に、3年生には「成南中学校で一番失敗したことは何ですか?」と聞きました。「運動会の時に朝練に行けなかったこと」と答えてくれた人がいました。クラスの仲間のことを大切にしているという気持ちが伝わってきました。「1年生2年生の教科書を捨ててしまったこと」という人もいました。受験に1年生や2年生の時の教科書がとても大切だということですね。1年生や2年生は今使っている教科書を本当に大切にして勉強してください。「バレーの最後の試合でサーブを失敗したこと」「バスケットのシュート練習を1年生や2年生の時にもっとしておけばよかった」と答えてくれた人もいました。一番多かったのが「1年生や2年生のころに授業を大事にしておけばよかった」ということです。
 受験では1年生や2年生の時の成績が入ることになっています。今、しっかり勉強しましょう。でも、受験だけのために勉強するのではありません。3年生の中には最初は勉強するのが大変だったけど、今、手ごたえを感じたり勉強が楽しく感じたりしだした人もいるのではないでしょうか。この経験は高校にも引き継がれます。先生も中学校3年生の冬休みが一番勉強した時です。冬休みは朝起きてから寝るまでずっと勉強しました。参考書や問題集をたくさん買い込んで試験までの日から逆算して一日何ページすると決めてご飯を食べる以外はすべて勉強していました。この経験が今も教師になって生かされています。仕事をするにも家族を養うにも、勉強することはとても大切なことです。今、まさに実行する時です。大事な言葉を支えに頑張りましょう。