「笑いを考える」とは?
- 公開日
- 2018/05/07
- 更新日
- 2018/05/07
お知らせ
5月7日 全校集会
笑いは体も心もリラックスさせたり、元気にさせる効果があります。でも、気をつけて考えてみることってなんでしょう?
笑いは2種類に分けることができます。ひとつは、感動や共感の笑いで、みんなで頑張って何かが達成できたとかすばらしいことにであった時や、心と心が通い合った時などに心の底からわいてくるさわやかな笑いです。もうひとつは、誰かの顔つきや体、趣味や成績や失敗したことなど、個人的な事情をおとしめて優越感を味わうような冷たい笑い、誰かを傷つけるような笑いです。
実はテレビを見ていると、わざと誰かを傷つけて笑いをとっているようなことがよくあります。人を笑わせることを仕事にしている人たちが割り切ってやっているなら傷つきはしないでしょうが、そんな笑いを喜ぶ大人の社会というのはあまり健全とは言えません。
TVの例で分かるように、残念ながら私たちは、2つの笑いの大きな違いをあまり意識できていない場合も多いのです。けれども、自分の笑いが誰かを傷つけていないか、冷たい笑いになっていないか、気をつけたいと思います。
行事予定表では、今日は「いじめを考える日」となっています。「いじめ」というのは、冷たい笑いに気づかないところから始まると、私は思います。今日をきっかけに、自分の笑いについて、いつも振り返る習慣をつけていってくれることを願っています。
認証式
各学級の前期生徒会学級委員が決まり、代表して各学年1組の男子学級委員長さんに認証状を渡しました。各委員の皆さん、よろしくお願いします。
緑の羽根募金のお知らせ
生徒会役員より、毎年恒例の「緑の羽根募金」について協力の呼びかけがありました。明日、明後日の2日間で行われます。