学校日記

全校集会 12.16

公開日
2019/12/16
更新日
2019/12/16

お知らせ

本日月曜日、
寒い朝となりましたが
全校集会です。
 集合点呼の後
朝の挨拶をして
全校集会の始まりです。
 まず、校長先生のお話です。

 みなさんおはようございます。
 まず最初に
この集会に向かう時
1年生の女子数人が
立ち止まり、先生の顔を見て
「おはようございます」と
挨拶をしてくれました。
この女子数人は、あらゆるところで
出会わせたとき、必ず立ち止まり
先生の顔を見て「あいさつ」を
してくれます。
 以前アジアの人々日本の人の「あいさつ」の
話をしたことがあると思いますが、
相手の顔を見て挨拶をすることの大切さを
しっかりできていることを
うれしく思ったので
先に紹介しておきます。
 寒さも一段と厳しくなってきました。
今年は、例年より早く
インフルエンザが流行しています。
 盛り上がったワールドカップでしたが、
外国からインフルエンザも運ばれてきました。
 保健委員会でも呼び掛けていますが、
「早寝・早起き・朝ごはん」と
「うがい・手洗い・人込みでのマスクの着用」で
予防を心がけ、
風邪やインフルエンザに十分注意をしてください。
 さて、12月10日は、
ノーベル賞の授賞式でした。
ノーベル賞は、ダイナマイトの
発明者として知られる
アルフレッド・ノーベルの
遺言に従って1901年から始まった
世界的な賞です。
物理学、化学、生理学・ 医学、文学、平和
および経済学の「5分野+1分野」で
顕著な功績を残した人物に贈られます。
ことしのノーベル化学賞に選ばれた
吉野彰さんに11日未明
スウェーデン国王から記念のメダル
と賞状が贈られました。
日本人がノーベル賞を受賞したのは
アメリカ国籍を取得した人を含めて
27人目で、化学賞では8人目となります。
 吉野さんは専用のケースに入った
メダルを報道陣に披露し
「メダルは重いです。この重みには
2つの意味があって、今まで多くの人が
一生懸命努力してきたこと、
そして、環境問題で答えを出さないと
いけないという責務の重みです」
と話されました。
 先生は、この言葉に非常に感動しました。
現在当たり前になっている「リチュームイオン電池」の
発明に寄与され、その功績でノーベル賞を授与された
71歳になられる吉野さんが、
まだ、「環境問題に取り組み
答えを出さなければならない」
と思われていること、「本当に素晴らしい方」と
さらに尊敬の念が強くなりました。
 今、環境問題がクローズアップされ、
日本の地球温暖化に対する姿勢が
世界中から問われています。
我々には、みなさんへの。
みなさんには、みなさんの子どもたちのために、
みなさん自身がさらに研究や温暖化防止の努力を進め、
無駄を省きクリーンな地球づくりに努める義務があります。
 さらに、この中からもノーベル賞を頂ける人が出て、
母校に凱旋されることを祈っています。

とのお話でした。