学校日記

2学期終業式(2)

公開日
2019/12/25
更新日
2019/12/25

お知らせ

 さて、12月22日の日曜日は、
1年間で「昼の長さ」が最も短く、
「夜の長さ」が最も長い日の
「冬至(とうじ)」でした。
反対に、昼の時間が最も長い日を
「夏至(げし)」といいます。
今年は、6月21日でした。
 この冬至には「かぼちゃ」を食べたり、
「ゆずを入れたお風呂」に入ると
良いと言われています。
でも、かぼちゃは、夏が旬な
夏野菜なのです。
なぜ、夏の野菜である「かぼちゃ」を
食べるのがいいのでしょうか?
 昔は、太陽の力が一番弱くなる
冬至の日を境に、
どんどん「運」が良くなっていくと
言われていました。
だから、運が良くなるようにと
「ん」がつく物を食べていました。
 でも、「かぼちゃ」は「ん」が
ついていませんね。
実は、「かぼちゃ」のことを
漢字で「南の瓜」「南瓜」と書きます。
 みなさんの中には、生根神社の
「こつま南瓜」を思い浮かべる
人も多いと思います。
 つまり、「かぼちゃ」には「ん」が
2つもついていて、
「運」がとてもよくなると言われているのです。
他にも、「かぼちゃ」は夏野菜だけど、
腐らないでとっておけるので、
栄養をたくさんつけて
 寒い冬を乗りきるという理由もあります。
では、なぜ「ゆずを入れたお風呂」に
入るといいのでしょうか?
昔は今と違って
毎日のようにお風呂に入らなかったため、
お風呂に入ることで
心と体をきれいにする意味がありました。
そこに、香りの強いゆずを入れることによって、
悪いものを追い払うとともに、
体を温めて風邪を予防するといった
意味があったのです。
 今日は、ぜひ家で「かぼちゃ」を食べたり、
「ゆずを入れたお風呂」に入ったりして、
新しい年に向けて「運」を
良くするとともに、
悪いものを追い払ってください。
 運の上昇や邪気のお祓いだけでなく、
新年を迎えるみなさんに、
先生から言葉を贈りたいと思います。
「一年の計は元旦にあり」です。
 元旦に今年一年の夢や目標を持ち
いかに過ごすかをしっかり考え、
計画を立て準備することにより、
今年を充実した年にできる。
「お正月で浮かれるのでなく、
しっかり1年を考えよう」ということです。
 1年生は、学校の中心の2年生、
2年生は、受験を控えた3年生、
3年生は、中学校を卒業し
高等学校・専修学校等に進学・就職し
新たな旅立ちの年です。
 もう一度言います。
「一年の計は元旦にあり」です。
 新年は明るい話の、
多い年であって欲しいと思っています。
世の中はあわただしいですが、
くれぐれも交通事故等にあわないよう
注意しましょう。
特に自転車の運転には、
自分自身も注意をしてください。 
 1月7日に、元気な
みなさんと会えるのを楽しみ
にしています。

 とのお話でした。

 続いて、生徒指導主事の林田先生から、
冬休みの過ごし仕方について、
「正しいことを心がける」を
キーワードに
注意とお願いがありました。