全校集会 1.21(1)
- 公開日
- 2020/01/20
- 更新日
- 2020/01/20
お知らせ
本日月曜日は、
全校集会です。
多くの生徒が、
20分にいは、集合完了です。
朝の挨拶
点呼の後、
校長先生のお話です。
みなさんおはようございます。
本日は、二十四節気の大寒で、
1年で一番寒い日とされています。
今年は暖冬でそれほど寒くはありませんが、
今日から節分の2月3日までが、
大寒となります。
大阪市内の小中学校では、
インフルエンザが流行りだし、
学級閉鎖や学年閉鎖を行っている
学校も出てきました。
幸い本校では、この後今日から始まる
取り組みの連絡もありますが、
保健委員会の取り組みや
みなさんの体調管理により、
数人がかかっただけで
流行にはなっていません。
しかし、油断は禁物です、
うがい・手洗い・人ごみでのマスク等
予防とともに、かかってしまったら、
蔓延を防ぐために早めのお医者さんへの
受診を心がけてください。
さて、先週金曜日1月17日は、
1995年に起こった阪神・淡路大震災から
25年目になります。
先生は17日の5時46分、
5時過ぎから起きてワープロ
(今ならノートパソコン)で
仕事をしていました。
すごい揺れに、横の食器棚を抑えながら
ストーブを消しました。
しばらくして、ガスの元栓を閉じ
家族に声をかけに行くと布団の上に
多くのものが落下し家族が布団の中で
うずくまっていたのを思い出します。
また、電車が止まっていたので
車で部活動の朝練習に行ったこと、
出勤中に倒壊している家があり、
大和川の橋の上ですごく揺れて
車を端に寄せて待機したこと、
先生3人で全校生徒を見ながら
余震のたびに放送を入れて
ストーブを消したこと、等々を思い出し、
土曜日は家族で避難場所等の確認をしました。
25年以上になると
あの悲惨な記憶も薄れ、
風化してしまうことが心配です。
ただ、9年前には、東日本大震災が、
4年前には、熊本大分の震災がおこり、
2年前には大阪でも大阪北部地震がありました。
そのことは、みなさんの記憶の中にもあると思います。
この様な災害の教訓を生かし、
大災害に生かすよう努めなければなりません。
防災について学習することは大切なことと思います。
以前、土曜授業の防災訓練で、
消防署の方が「災害が起こった時、
大人の方は仕事に行かれ、地域に残る働き手は、
中学生です。」とのお話がありました。
まず、自分たちの安全確保に努め、
つぎにお年のいかれた人やからだの不自由な人、
幼い子どもを安全な場所に避難させたり
しなければなりません。
日ごろから防災について考えておきましょう。
学者の方は、30年以内に
70%から80%の確率で、
南海トラフを震源とした
大きな地震がやってくるとおっしゃいます。
以内ですから、今日かもしれませんし
明日かもしれません。
常日頃から災害に備えて置くことが大切です。
とのお話でした。