校長あいさつ
本校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
本校は学制改革に伴い、昭和22年に浪速区で最初の中学校「大阪市立浪速第一中学校」の名称で設立され、移転、分離、「大阪市立浪速西中学校」への改称、分校の設置を経て、昭和31年に現在の校名「大阪市立難波中学校」と改称されました。その後、学校の本部機能を移転、現在の校舎に完全統合され、現在に至るまでに14,794名の卒業生を送り出した、伝統ある学校です。
「子どもたちが楽しみ通うことのできる、居場所としての学校」を「めざす学校像」とし、本校の「めざす子ども像」は、本校の具体の課題とこれまでの学校運営を踏まえ、教育目標「自律・協力・創造」を踏襲します。そして、これからの社会で活躍する生徒の育成をめざし、教職員一同全力を尽くし、教育活動に取り組んでまいります。
- 自身の行動に責任を持ち、自分で考え、正しく判断し、積極的に未来を切り拓く生徒
- 互いの人権を守り大切にし、周囲と協力し、人を思いやる優しい心を持つ生徒
- 新しい発想や考え方を持ち、何事にも一生懸命に取り組むことができる生徒
また、大阪市教育振興基本計画の3つの最重要目標である「安心・安全な教育の推進」「未来を切り拓く学力・体力の向上」「学びを支える教育環境の充実」のため、「子どもが主役」を念頭に置き、様々な取り組みを進めてまいります。その1つとして、「誰一人取り残さない」ために、令和5年度から、標準服のモデルチェンジを実施。また、eスポーツを通じての探究・読解プロジェクトす進めてきました。
令和6年度は、基礎・基本を徹底するうえで、論理力、総合的読解力の向上を目指します。また、より良い学校生活と仲間づくりのため、hyper-QUを活用し、その結果分析により、不登校やいじめの防止に取り組みます。また、企業・団体と連携し、課題発見・解決能力の育成に、学校全体で取り組みます。
保護者・地域のみなさま、思春期の子どもたちにとって、いじめや差別は日常的に起こりうるものです。それらの事案が起こった時に、大人が手を取り合いながら、子どもたちの間違った行為について理解させ、正しい行為について導いてあげる必要があります。様々な失敗を繰り返しながら、子どもたちは成長していくものです。ですから、温かい目で見守り続けていただきますよう、お願いいたします。また、本校では学校をサポート頂けるボランティアを募集しています。サポーターがたくさんいる学校には「安心」の空気が豊かに生まれます。サポーターとして、その子ども達の困り感を、我々に届けてください。そしてすべての子ども達のために、ご支援を賜りますようお願い申しあげます。
校長 鍋谷 賀都緒