第2回 算数部全体会
6月15日(金)に算数部全体会がありました。
本年度の研究や算数部に新たに加わった部員の紹介などがありました。 平成31年2月1日(金)にある「第16回 大阪市算数教育研究発表全国大会」にむけて、研究に対する共通理解をはかりました。新たに加わった部員も、真剣な表情で耳を傾けていました。全国大会については、「『がんばる先生支援』研究発表会のご案内のページをご覧いただければと思います。 第2回 算数部基本研修会 その2
その2
第2回 算数部基本研修会
6月15日(金)に第2回算数部基本研修会がありました。
前半は、小西豊文先生による講演「数表のたし算、ひき算」でした。数表を計算機として使うというものです。「23+45」であれば、数表の23からスタートで下に4つ(10の位)、右に(5つ)進むと68にたどり着くというものです。(※写真参照)数表の操作で視覚化することで、数の増え方を学ぶだけでなく、プログラミングにも繋がるという内容でした。 後半は、村松委員による「直方体と立方体」の模擬授業でした。ボール紙で作った正方形の辺にペーパーボンドを塗って、6枚使って立方体の展開図を学習するというものです。具体物を操作して、自分で考えた展開図を組み立てることにより、念頭操作(頭の中で展開図を組み立てること)に繋がります。 次回は8月31日(金)に阪南小学校で第3回基本研修会があります。お誘い合わせの上、ご参加ください 第1回算数部基本研修会を行いました。算数の指導の指導の仕方について学ぶために多くの方が足を運んでくださいました。 前半は甲南女子大学教授の小西豊先生から算数教育の基礎講座の講話がありました。 後半は1年生の模擬授業「おおきいかず」を矢田委員がしました。 前半の小西先生の講話は1年生「図形の分解・合成」についてでした。東京書籍では、2月下旬の単元「かたちづくり」(下P.64〜68)で指導するものです。 具体的な操作(実際に図形に触れながら色板を動かし、つなげたり、離したりする操作)をする前に念頭(頭の中でどんな図形になるかイメージすること)で予想をさせ、結果について見通しを持たせることが具体的な操作を実証するために重要であるということでした。 その中でも、念頭操作は、ただ頭の中でイメージするのではなく、身体を使ったイメージ操作を重視することが大切とおっしゃっていました。例えば、三角形を合成した図形のシルエットに三角形がいくつか隠れているか指でなぞって分解することで、図形の概念の深い学びが実現できる手立てとなるということです。 後半の模擬授業は、「おおきいかず」(東京書籍P.33〜50 1月指導単元)の中の「かずのならびかた」についての指導方法でした。教科書巻末の数表を使うのでなく、数字の上に目隠しをして、どんな数が隠れているか考えることで、児童が意欲的に取り組めるという仕掛けがされていました。ある程度、数字が出てきたところで見通しを持たせ、数表の縦、横、斜めから数の並び方に決まりを見つることができるというものでした。最後に、数表の「90」の下に既習である「100」まで見つけさせ、数表が完成しました。チャレンジ問題(まとめの後の活用問題)は、数表の100以降を考えるということでした。 とても、内容の濃い基本研修会でした。次回は、同じく阪南小学校で6月15日(金)6時30分から第2回基本研修会を行います。内容は小西先生による2年「数表を使ったたし算」の講話と中学年の模擬授業が行われます。 このホームページを見て、少しでも参加してみたいなと思ったら是非、お越しください。途中からご参加で結構です。お待ちしております。 |