第16回大阪市算数教育研究発表全国大会を行いました
2月1日(金)に阪南小学校にて第16回大阪市算数教育研究発表全国大会を行いました。市内、市外を合わせ、約750名の方にご参会いただきました。
今回、私たち大阪市小学校教育研究会算数部では、新学習指導要領の目標に示された「よさ」に着目し、算数の意義や有用性を実感できる数学的活動を指導計画に位置付けた「大阪プラン」の構築に取り組んでまいりました。このプランをもとに授業づくりを進め、本大会では、1〜6年生の9本の授業を公開いたしました。 また、筑波大学附属小学校副校長の田中博史先生をお招きし、記念講演を行っていただきました。実際の授業の様子を通しながら、どのようにして子どもたち同士の対話を引き出し、つないでいくのか等、分かりやすくご教示いただきました。 多くの方々にご参会いただきましたこと、誠にありがたくここにお礼申し上げます。 第5回算数部基本研修会
1月18日(金)に算数部基本研修会がありました。
前半の小西先生の講演は、5年「不思議な木の枝分かれ」でした。 みなさんは、自然界の生き物の形や模様を見て美しいと思ったことはありませんか? 例えば、アンモナイトやカタツムリなど殻の形、松ぼっくりの傘の模様、ヒマワリの種の並び方など美しく感じます。規則性など無いように見えますが、これは「フィボナッチ数列」というもので成り立っています。フィボナッチ数列は、1、1、2、3、5、8・・・のように前の2つの数を加えると次の数になるという数列です。同様に、実際の木も年数が経つごとにフィボナッチ数列によって枝分かれしていくということでした。 後半は、3年生の「分数」ビデオ解説でした。もとの大きさの違う分数どうしの大小を比べるという授業です。児童たちが、テープ図を使ってもとの大きさに戻してから分数にして大小比較して考えていました。 次回の基本研修会は2月22日(金)です。今年度最後になります。是非とも、お誘いの上ご参加おまちしています。 第4回 算数部基本研修会
11月16日(金)に、基本研修会がありました。
はじめの小西先生による基礎講座は、4年「積の桁数を調べる」でした。。576×324のような3桁×3桁の答えが何桁になるか予想をもとに確かめていくというものです。100×100=10000なので5桁、999×999=998001なので6桁です。このことから5桁か6桁になるという見通しが立ちます。実際に計算してみると、186624になり、6桁となります。同様に4桁×4桁は、7桁か8桁になるということでした。 次の有田委員による模擬授業は、1年「たし算」でした。「算数を子どもと楽しむ学習」をコンセプトに計算カードを並べて、足りないカードを順序性やきまりを見つけながら探していくというものでした。研修会に参加された先生方も楽しんで探したいました。 次回の基本研修会は1月になります。是非お誘いの上、ご参加ください。 第三回 算数部基本研修会
8月31日(金)に基本研修会がありました。
小西先生の講義は、6年生単元で「地球爆破計画」というものでした。数が増えても増えても、ある数に届かないという数の不思議さを体験するものです。実際の授業の中で、児童の考えがどれも説得力があるものでした。好奇心を持たせた授業づくりの大切さを実感しました。 授業解説は5年の「分数のたし算・ひき算」でした。大きさの等しい分数を作る学習で、数直線を使って等しい大きさになっているか確かめていく授業でした。最後の「活かす」段階では、班で等しい分数をカードに書いて神経衰弱を行い、確かめていくものでした。楽しみながら学んでいく授業内容でした。 次回第4回の算数部基本研修会は、11月16日(金)を予定しています。小西先生の講話は、4年「積の桁数を調べる」です。模擬授業は低学年です。 お誘い合わせの上、ご参加ください。 第2回 算数部全体会
6月15日(金)に算数部全体会がありました。
本年度の研究や算数部に新たに加わった部員の紹介などがありました。 平成31年2月1日(金)にある「第16回 大阪市算数教育研究発表全国大会」にむけて、研究に対する共通理解をはかりました。新たに加わった部員も、真剣な表情で耳を傾けていました。全国大会については、「『がんばる先生支援』研究発表会のご案内のページをご覧いただければと思います。 |