【道徳部】4年検証授業授業では、ICTを活用した教材提示をおこないました。問題となる場面の状況を把握しやすくするために,物語のあらすじをまとめたパワーポイントをテレビ画面に映し出しながら学習を進めていきました。子どもたちが話し合いながら学習を深めていきました。 その後の討議会では、授業についての反省や質疑応答だけでなく、「特別の教科 道徳」の意義や授業を組み立てる中で大切なことや日頃の道徳についての疑問について話し合うなど、意欲的な討議会となりました。 【道徳部】3年生検証授業ねらいは「空き缶を拾ってごみ箱に捨てた女の人の行動を見たあつしの心情を考えることを通して、みんなのことを考えた行動をしていこうとする意欲を高める。」です。 授業では、自我関与させるために動作化による疑似体験を試みました。机の配置をコの字型にし、中心部に長椅子を置いて電車内を再現しました。そのことで、状況把握が容易になるとともに、動作化を見ている児童も周りの乗客として自我関与させるのに効果的でした。動作化は、主人公あつしが空き缶を蹴る場面と女の人が空き缶をゴミ箱に捨てる場面で行い、登場人物に共感しながら心情を考えていきました。また、主人公あつしから女の人へと立場を変えて考え方の違いを話し合うことで、多面的・多角的に考えさせることができました。 授業の初めと終わりに、学校のトイレの乱れたスリッパの写真を見せたことで、身近な問題として捉えることができました。さらに、教師の説話として、実際に世界から称賛されたサッカーワールドカップで日本チームがロッカールームを掃除し、サポーターもスタジアムの掃除をして帰った話をしました。児童は同じ日本人として嬉しい気持ちで話を聞き、自分も真似したいという意欲をもつことができたのではないかと思います。 【道徳部】特別支援部会 検証授業【道徳部】5年検証授業主題名は『相手の立場もたいせつに B【相互理解,寛容】』で、教材名は「すれちがい」(日本文教出版「生きる力 5年生」)です。 子どもたちが役割演技をしながら、登場人物の立場に立って真剣に考えることができました。 最後には自分自身に振り返り、本時で学習したことを道徳ノートにまとめました。 その後、参観した先生たちで討議会を行い研究を深めました。 【道徳部】夏季実技研修75名以上の参加者を3グループに分け、道徳部の研究委員が各45分間、以下の内容の研修を行いました。 ●Aブロック…「教材分析」 「ロレンゾの友だち」の読み物資料をもとに、授業を組み立てる上でどのように資料を読み、解釈し、どのようなことを学ばせるとよいかといった「教材分析」について1時間で達成可能な具体的なねらいを設定することを確認しました。その後で、各学年でグループに分かれ、実際に教材分析を行いました。 ●Bブロック…「道徳科に生かす指導方法の工夫」 7つの指導方法の工夫(ア、教材を提示する工夫 イ、発問の工夫 ウ、話合いの工夫 エ、書く活動の工夫 オ、動作化、役割演技などの表現活動の工夫 カ、板書を生かす工夫 キ、説話の工夫)。について具体例を交えて紹介しました。 道徳科でのICTの活用として、デジタル教科書などの紹介もしました。 ●Cブロック…「評価」 「かぼちゃのつる」の資料から、模擬授業を通して授業の流れを知り、道徳ノートから、評価について考えました。グループで評価文や、個人内評価について考えたりして疑問や不安を少しでも解消できるように話合いました. 模擬授業や具体的な実践の報告があったので、受講者にとって深い学びとなりました。 |