8/28 1B美術部教育研究会 「美術館を活用した鑑賞の授業とは」
今年度の1ブロックの研究会は、国立国際美術館にて主任研究員の藤吉祐子先生に研修して頂きました。
◇研究発表の概要◇ 本物の作品を使った鑑賞や、美術館を活用した鑑賞の仕方、学校現場で使用する作品等の著作権について学芸員の方から研修して頂く。 ◇研究協議の概要◇ 1.コレクション展を利用し、鑑賞教育の方法や、美術館との連携や活用の仕方を学芸員の方からご指導頂く。 2.平素の授業内で使用する作品や画像などの著作権について、気を付けなければならないことや、普段何気なく行っていることで、意外と理解できていないことや間違った認識であることについて講話して頂く。 研修会の最後に、教育センター総括指導主事の本田妙子先生から指導助言を頂きました。藤吉先生、本田先生に「教師も一鑑賞者であれ」とのお言葉を頂き、参加した教員は積極的に鑑賞会に取り組みました。今回の研修で得たことを、また今後の教育活動に生かしてまいります。 ![]() ![]() ![]() ![]() 8/29 3B美術部研究会「生徒の表現から見とれる授業改善の手立て」
8/29、大阪市立東中学校にて3B美術部研究会を行いました。
今回は3名の先生方に生徒作品やワークシートを用意していただき、実際の作品や評価、授業の様子などをお聞きしながら、それぞれの授業の改善できる部分を参加者全員で考えました。授業のねらいや教材について、生徒への声掛けの内容など、非常に活発に意見交換がなされました。また、会の後半には日ごろの疑問や悩みを互いに相談し合う場を設けました。教科の学びが深まり、有意義な会となりました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 7/27 美術部合同鑑賞会<プーシキン美術館展>
7/27に国立国際美術館で美術部合同鑑賞会を行いました。
今年は昨年よりも参加数が多く、参加校は17校で、生徒・先生も含めて200名以上が合同鑑賞会に参加しました。鑑賞前には美術館のことや、現在の展覧会のことなどを講堂で学芸員の方にレクチャーしていただきました。その後、学校ごとに部活動の紹介・交流を行いました。 今回は、プーシキン美術館展をメインに鑑賞し、コレクション展の鑑賞も行いました。展覧会の鑑賞にはワークシートの活用や、お気に入りの作品投票など主体的に鑑賞が行えるようにしました。どの学校も、とても真剣に発表・鑑賞ができていました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 6/23第1回土曜自主研修会「美術教師とはどんな仕事か?みんなで哲学対話しよう!」
6月23日、西淀中学校で今年度第1回土曜自主研修会を実施しました。参加者は14人で、新任や若手から中堅、ベテランまで幅広い先生方に参加いただき、テーマに沿って探究的な対話をしました。美術教師の仕事について普段考えていることや疑問に感じていることなどを問いとして挙げていただき、対話する内容を分類・整理し進めました。主な問いと内容は以下に挙げているものです。
【50分授業をどう構成するか】 ・帯活動をとる意義、時間数の問題から熟慮すべき。 ・人物クロッキー、イメージイラスト、プチ対話による観賞など 【時間内で無理やり終わらせる生徒】 ・各題材の取組時間数を明示することで、見通しを持たせる ・そもそも個々の生徒で取り組む進度が違って当たり前ではないか 【学校外での美術科としての取り組み】 ・現代美術を積極的に取り入れる機会はないか⇨美術館で校外学習 ・何か生徒のためにやってみたいことがあれば、主張することを恐れない ・複合的な学びをしていくために、地域やNPOと連携を図っていく 【学校内での美術科としての取り組み】 ・校内で美術科の存在をアピールする。例えば作品展示の場所を新規開拓する ・横断的な学習、カリキュラムマネジメントで学びを深める。 ・学習指導要領に則った学びと、題材そのものの魅力のバランス ・美術を学ぶ意味を生徒が感じ、考えてもらえるような授業をしていけたら。 これらの問いに参加者全員が発言し合いながら、それぞれの見方考え方を共有・理解・探究的思考をして上記の内容の理解を深めていくことができた時間となりました。 ![]() ![]() ![]() ![]() |