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室戸台風と今福小学校の悲しい歴史

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 1934年(昭和9年9月21日)、四国の室戸岬に上陸し近畿地方を襲った室戸台風は、近畿地方に甚大な被害をもたらし、死者2702名、不明者334名、負傷者14.994人という歴史に残る大きな台風でした。
 その室戸台風が今福小学校にも襲いかかりました。9月21日朝は多くの児童が登校する時間帯で、すでに多くの児童が校内にいました。最大風速60mと言われる強風のため、木造の今福小学校の校舎は一瞬のうちに倒壊し、校内にいた児童33名と保護者1名が校舎の下敷きになり亡くなられました。
 写真は、本校玄関横にある石碑「室戸台風を偲ぶ」で、当時の大阪府知事が亡くなられた方々を偲んで建立した石碑です。

(参考)過去にも大阪を襲った大きな台風
第二室戸台風:1961年(昭和36年9月16日)
中心気圧888ヘクトパスカル、最大風速75m、死者194人、不明者8人、負傷者4972人

伊勢湾台風:1959年(昭和34年9月26日)
中心気圧895ヘクトパスカル、最大風速75m、死者4697人、不明者401人、負傷者38.921人

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