期末テストは6月26日(水)〜28日(金)の3日間です。しっかり準備をしておきましょう。

終わらない沖縄戦〜命どぅ宝〜 3年・平和学習 前編

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 3年生は5日(水)5・6限に平和学習で沖縄について学びました。ワークシートにみんなが感じたこと、思ったことがきちんと書けていたので紹介します。

「今回、沖縄戦について学んだことや新しく知ったことは?」
・住民の4人に1人が亡くなったこと
・ガマの中が決して安全というわけじゃなかったこと

「今回の学習で、一番印象に残ったことは何ですか?」
◆7歳の子が「死にたい」と思うことに驚きでした。そして日本人の敵は、米軍だけではなく日本軍も敵であったことに衝撃を受けました。本来、日本を守らなければいけない日本軍が日本人(沖縄住民)の「命」を奪っていたなんて…
◆同じガマでも「集団自決をして多くの人の命が失われたところ」と「米軍と会話ができたことで命が助かったところ」があるところが印象に残った。

≪感想≫
僕も去年の夏に沖縄に行き、ひめゆりの塔に行ってきました。その時に見たひめゆりの女子学生たちが岸から飛び降りる動画や死体だらけの海岸の写真が今でも心に残っています。戦争は絶対に繰り返してはいけないことだと思いました。

平和の礎に日本人だけじゃなくて朝鮮人、韓国人、アメリカ人の名前が書かれていて、その一人一人に家族や友達がいると思うとすごく悲しいし、二度と起こってはいけないことなんだと思いました。

戦争の時の考え方は、「お国のため、天皇のために死ぬことは立派だ」という考え方だったと聞いて、今ではありえない話だと思った。でも戦争中の考え方がそうだったとしても、夫や息子を送りだすお母さんの気持ちは、戦争になんかいってほしくないと思っていたにちがいないと思いました。

これからの時代がずっと
    “戦後”何百年と呼ばれて欲しいと思いました。

国際理解教育 〜3年生〜

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 金相文(キムサンムン)さんに来ていただいた感想を一部、紹介します。(格技室でお話を聴いた)5時間目はとても暑かったですが、みんな真剣に話を聴くことができ、その後のワークシートもよく書けていました。

◆同級生だけではなく先生や警官までもが差別をしていることにショックを受けた。本来、差別を止めて見本にならなくてはならない人が一緒になって差別をしていたその頃の日本は本当に残念な国だと思った。

◆自分も日本と韓国の血が混ざっていて、金さんの話を聞いていて僕のおじいちゃんもそういうことがあったのかと考えると、とても心が痛みました。改めて差別はこれから二度と起こってはいけないことだと思いました。

◆金相文さんが最後に言っていた「あきらめるな」「あきらめさせるな」という言葉がとてもいいなと思いました。今日は貴重な話を聴けてとても良かったです。

◆一番、言いたくないこと、触れられたくないことは、実は一番分かって欲しいことということを聞いてなるほど確かにと思いました。金さんのお話は数十年前のお話で、話の中であった差別は今はもうなくなっているかもしれません。ですが、差別というものがなくなったわけではなく、今も何らかの形で差別を受けている人はいます。差別をなくすことはできないのだろうかと疑問に思ったと同時に、私に何ができるだろうと考えさせられました。

◆「3割打者」というモットーがいいなと思いました。少し上手くいかないくらいであきらめてしまうのではなく、失敗を恐れずにチャレンジすることが大事なんだと感じました。「差別」って難しいなと思いました。自分の好き嫌いで態度を変えてしまうということ、これは差別ではないと思っていました。でも、みんながそれをすることで差別が生まれるのかなとも思いました。今日はありがとうございました。

◆今日は話を聞いて、自分の母と同じような経験をしていたんだと思いました。母は韓国人で、仕事についているとき、とても差別をされていたと聞きました。「韓国人だから」「朝鮮人だから」といっぱい言われていました。時にはだまされたりもしていました。でもそんな差別があっても、母は強く頑張っています。私は、昔は差別をされた期間もありました。差別はひどいと思います。日本でもまだ差別があります。それを今の自分達が差別をなくすように努力をして平和な差別のない国ができたらいいなと思います。

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