11月30日 全校集会今週末は、サクラセブンズのリオ出場決定など、元気のでる話題がたくさんありました。さて、このマークは何かわかりますか?明日、12月1日は「世界エイズデー」です。1988年にアメリカのエイズで亡くなったアーティストを偲んでエイズの予防や差別や偏見を無くすシンボルとしてレッドリボンがつけられるようになりました。 こうしたリボンはたくさんあります。ブルーリボンは知っていますか?拉致被害者の支援のリボンです。北朝鮮と日本を隔てる青い海をイメージしてブルーになったそうです。 今日で11月最後になりましたが、11月は「児童虐待防止推進月間」としてオレンジリボンがつけられました。今から11年前に栃木県で起こった児童虐待致死事件が発端です。当時3歳と4歳の子どもが日常的に暴力をうけ、橋の上から川に投げ捨てられたという悲惨な事件から生まれました。 こうした運動は誰かの思いから生まれています。学校でもいじめをなくすために、リボンをつける運動を生徒会がしました。大きな声でいじめをなくすというだけでなく、一人ひとりが胸にリボンをつけて意思表示をすることでいじめがなくなった学校もあります。 成南中学校の生徒一人ひとりがもっと学校をよくするために、また、困っている子をなくすために動くことで学校は変わります。学校に来れていない仲間もたくさんいます。トラブルもあります。自分一人からでもできること、しっかり取り組んでもらいたいと思います。 11月24日 全校集会3連休は有意義に過ごすことができたでしょうか?さて、今日は「不思議な脳の能力」についてお話をします。 科学の進歩に伴って脳のしくみを解明する脳科学が注目をされるようになりました。脳のくせのようなものがあります。聞いたことがあるかもしれません。脳は主語を理解できないということです。人の悪口を聞いているだけで、気分が重くなることはありませんか?自分のことを言われているわけではないのに、脳は自分が言われているように反応します。口を開いたら文句ばかり言っていると言っている自分の脳は自分のことだと思うようです。プロゴルファーの石川遼選手は相手がパットを決めると負けるようなシーンでも、「絶対に入る!」と願うそうです。みなさんもクラブ活動なので対戦相手の失敗を喜んだり、願ったりすることはありませんか?その思いは脳は自分のことと勘違いするようです。相手の最高のプレイを願うと脳は自分に最高のプレイをすることの指令を出してくれると言います。 次に、イメージの力です。オリンピックの体操選手の実話です。会場に入るバスの中で、演技をする自分をイメージして、ピタッと着地が決まる姿を描き続けたそうです。手には汗もかいていたそうです。すると本番もイメージとまったく同じ演技ができて金メダルがとれたそうです。イメージは、自分をそのイメージに導いてくれる力を持ちます。3年生も自分が選んだ学校で楽しく高校生活をしている姿をイメージしてください。合格発表を見るイメージ。テストで良い点を取るイメージ、授業でいきいき勉強しているイメージをしっかり描きましょう。 先週はマイナスの言葉や態度をなくすと「叶う」というお話をしました。プラスのメッセージを誰にでもおくること、良いイメージをしっかり持てる人になってくださいね。 11月16日 全校集会今日は夢を「叶える」ということについてお話をしたいと思います。 どんな漢字かわかりますか?口に土を書くと「吐く」という感じになります。叶えると吐くの違いは何かわかりますか?+と−を足すと吐くになりますが、その−を取ると「叶う」という漢字になります。 フランスでは同時多発テロが起こりたくさんの方の命が奪われました。それだけでなく、フィギアスケートの大会も中止となりました。夢を叶えるために努力したり応援してきた人もできなくなってしまいました。 「叶える」という漢字には、同じ思いになって同じことをするという意味もあります。力を合わせて、軟式野球部ではブロックで優勝しましたね。夢を叶えるためには、−の言葉をなくしていくことが必要です。家族に悪態をついたり、友達に嫌がることを言ったり、自分自身にも「どうせ、何をやってもできない」とマイナスの言葉を言っている人もいるかもしれません。プラスの言葉をたくさん増やしてマイナスの言葉をなくしましょう。 そして、1年生も2年生も3年生もチーム成南として、人を大切に、人と協力してがんばれる学校にしていきましょう。 |
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