本日の献立/4月21日(木)![]() ![]() ・豚肉とじゃがいもの煮もの ・切り干しだいこんの炒め煮 ・三度豆のごまあえ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 789kcal、たんぱく質 36.3g、脂質 16.3g ☆切り干しだいこん☆ 切り干しだいこんは、干しだいこんの中の1つで、生のダイコンを切断機などで細く切り、天日で乾燥させたものです。関西では「千切りだいこん」とも呼びます。乾燥させることで、保存性が高まるだけでなく、独特の風味や食感となり、日本の料理として古くから利用されてきました。 切り干しだいこんは、宮崎県が主産地で、11月中旬ごろから冬の間につくられます。その他の干しだいこんは、各地でさまざまなものがつくられており、乾燥して小口切りにした「花切りだいこん」は主に岡山、徳島でつくられ、三杯酢につけたものの歯触りから「はりはりだいこん」とも言います。寒中に外気で冷凍し乾燥させた「凍りだいこん」は長野や東北地方で作られます。他には、丸ごと乾燥させた「丸干しだいこん」、縦に切って乾燥させた「割り干しだいこん」などがあります。 原料のダイコンには肉質が緻密で、柔らかく甘味の多い品種が適しているようです。世間ではよく切り干しだいこんにすると栄養価が増えるといわれていますが、生で食べるダイコンと品種の違いもありますし、乾燥によって水分が減っており、また乾燥したまま食べるのではありませんので、同じ重量で比較するのは矛盾がありますが、食品成分表(7訂)の上ではカルシウムは約22倍、鉄分は約16倍、食物繊維も約16倍になっています。しかし、水で戻し、ゆでたり、油で炒めたりしたもので比較すると、鉄分は2〜3倍程度、カルシウムや食物繊維は2〜4倍程度となり、かなり数値は変わりますが、やはり栄養価の高い食品であることは間違いないと思われます。 今日の給食では、炒め煮として使っています。 |
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