本日の献立/5月30日(月)![]() ![]() ![]() ![]() ・赤魚の塩焼き ・小松菜とにんじんのおひたし ・こんにゃくの煮もの ・オレンジ ・ヨーグルト ・牛乳 栄養価 エネルギー 840kcal、たんぱく質 33.2g、脂質 23.6g ☆ヨーグルト☆ ヨーグルトは動物の乳を乳酸菌や酵母で発酵させたものです。起源にはいろいろな説があり確かなことはわかっていませんが、西アジアか中近東、中央アジアが発祥地で、およそ6000年前の遊牧民が、羊の皮で作った革袋に乳を入れていたところ酸味のあるおいしいものに変わっていたという説や、8世紀ごろに古代トルコの遊牧民が食べ始めたという説もあります。その後、発酵乳は牛、山羊(やぎ)、羊、らくだ、馬などの乳を利用して作られ、食用または薬としても利用されてきました。日本では、奈良・平安時代に「酪(らく)」の名でヨーグルトのようなものがあり、1847年(明治27)には、「擬乳(ぎにゅう)」の名で整腸剤として売り出されました。そして、1908年(明治41)には、フランスから輸入した菌で作った発酵乳が糖尿病の治療に効果を上げたとされ、明治末期には、食用として生産されていたようです。ヨーグルトという名になったのは、大正時代になってからで、1919年(大正8)にこれにヒントを得た乳酸菌飲料も発売されました。工業的に生産が始まったのは、第二次世界大戦後の1950年(昭和25)からで、食べるタイプや飲むタイプ、また凍結タイプなどいろいろなものが生産されるようになりました。 ヨーグルトや乳酸菌飲料などの栄養は、牛乳などの原料の栄養を、さらに乳酸菌の作用により、たんぱく質や糖質なども分解され、消化吸収しやすい形になっています。そのため乳糖によっておなかがごろごろするという人でも、ヨーグルトならだいじょうぶという人も多く、牛乳の持つ豊富な栄養をとりやすくなっています。また、乳酸菌により整腸作用だけでなく、そのほかにも様々な効果があるといわれ、健康的な食品として人気が高まっています。 デリバリーの中学校給食では、初めて提供できるようになりました。 |
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